Drum Gear (3) Others

Last Updated: Apr.01,2011; Open: Mar.17,06
このコーナーでは,おかもっちのハードウェア他をご案内します。

Hardware

Bass Drum Foot Pedal & Pedal Beater --

Yamaha: FP9310 (Beater: Vater)

バスドラムは右足のフットペダルを踏んで(つまり足で)慣らします。足で鳴らすことから,「キック」とも呼ばれます。

フットペダルを踏んでるところ バスドラムに設置したフットペダル

「キック」を鳴らすためのハードウェアが「フットペダル」。

フットペダル

ハイハットも開閉を足で操作するので,両足とも地面についてません。^^;

おかもっちはYAMAHA FP9310シングルフットペダルを使用しています。このペダルは,チェーンとベルトと両方から選べるタイプで,おかもっちはチェーンを使用しています。

残念ながら,2008年時点ではYAMAHAのパンフにもサイトにも載っていません(2006年には載っていた)。スペックを載せてるサイトがありました:Gateway 上記に書いたスペックは,こちらから情報を頂いたものです。^^

マルで囲んだ部分は「ビーター」。おかもっちのビーターはヴェイター(Vater)製。ややこしいです。^^;

ビーターの棒の部分をシャフトといいます。おかもっちはこれまでにこいつを数回折ってるそうです・・・(ってどういう脚力・・・)。ヴェイターのビーターの先端部は非常にしっかりしていて良質なのだとか。

footpedal02.jpg(63073 byte) footpedals.jpg(79801 byte)

手前がハイハット・スタンドのペダルで左足で踏みます。 床に布テープで固定したスネア・スタンドの奥に見えるのがバスドラム用のフットペダルで,これは右足で踏みます。左利きの人は逆に設置します(フィル・コリンズとか)。この2つのペダルが「完全ハの字」の位置に来るのがおかもっち流。ちなみに,ハイハット・スタンドもロゴにあるようにYAMAHA製です。

Drum Rack System

おかもっちはドラムラック・ユーザー。

ドラムラック

ラックシステムを使う利点として,(1) 位置の自由が利く (2) バスドラムとタムタムとの相互共振をそこそこ抑えられる の2点を挙げています。
(詳細はSetting Drums 参照)

右写真はドラムラックの全景。まだタムタム装着前。

下はネジ部のアップ。
おかもっちのあのパワーで叩いてもタムがずり落ちないよう,かなりごつい作りになってます。↓

ラックネジ部 タム設置中 上から見たタム

ごついネジでタムがしっかり固定。思いっきり叩いてもずり下がらないそうです。

ラック使用時は,2つのタムタムの真ん中が,おかもっちから見てちょっと左寄りになってますが,タム・ホルダーを使用すると,バスドラの真上に真ん中が来ることになります。


ドラムラックセッティング後

左の写真に注目。ゲスト出演バンドのステッカーを貼るのにもご活躍(青マル部)。 ^^;

黄色のまるで囲んだパーツがタムホルダー。ドラムラックシステム使用時にはこのパーツは使用していません。

ちょっと角度が違うのでわかりにくいですが,下の写真と比べてみましょう。

タムホルダー使用時

AB'S 2007年Blueツアーの名古屋のハコでは,ラックの代わりにタム・ホルダーを使用。バスドラムの上にあるタム・ホルダー設置用パーツ(名称不明 ^^; 黄マルで囲んだ部分)にホルダーがセットされています。

ところで,2007年のYAMAHAのカタログを見ると,ドラムラックシステムが載っていません。^^; 自由な位置にタムを設置したいドラマー向けには,「タム・スタンド」が用意されています。

Pearlのカタログでは,タム・スタンドと共に,PearlがJeff Porcaroと共同開発したラックもまだまだ健在。ジェフは,ラックの使用のメリットのひとつに,バスドラのヘッドが破れた時にバスドラだけ蹴り出して交換できることも挙げてました。

ジェフの場合は,シンバルもいくつかラックにセットしてましたが,おかもっちはスプラッシュ・シンバル以外はすべてシンバルスタンドを使用。したがって,蹴り出しすればシンバル・スタンドも倒れると思われるので,この点についてはあんまり関係ないかもしれません。ちなみに,おかもっちはシンバル・スタンドもYAMAHA製です(が,写真撮るの忘れました・・・^^; )。

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Drum Throne

ドラム・スローン スローンの高さの目安

ドラム・スローンというのは,ドラム用の椅子のこと。

このスローンとドラムセットとの距離,高さはドラマーによってまちまち。これは横からのショットですが,多少ナナメになってるかもしれませんので,あくまで目安程度で・・・。^^; ちなみに,おかもっち,身長は180cm以上ありますが,座高は不明です。^^;

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Expendables --消耗品 ^^; --

Sticks

Promark: Millennium II 5B (Atsuo Okamoto仕様)

sticks2007as.jpg(28505 byte)

(↑写真をクリックすると,大きなサイズの画像が見られます)

はいはいはいはい。^^ このコーナーだけ,内容が一新しました。^^;
2006年撮影時の際,既に評判を聞いてVaterを試したりしていたおかもっちですが,結局長さが合わず,これまでの「おかもっちスティック」を発注したところ,製作工場が火災で原型を焼失!(ひええ〜っ!) 結局新たなスティックを選び直すことに・・・。^^;

で,試したのが原型のチップのモデルであったPro-Markの5Bです。2007年2月の諸岡さんのライブの際は,プロマーク社(Promark)のThe NaturalシリーズのTXR5BWを使用,長さ等の感触がよかったため,同じく5Bサイズでラッカー仕様のMillennium II TX5BWに決定。

3種類のスティック

(↑写真をクリックすると,大きなサイズの画像が見られます)

上から,The Naturalシリーズ,Millennium IIシリーズ,Millennium IIスティックおかもっちモデル(エンドース契約まではしてないので,市販はされておりません〜)。
いずれもMade in USAで,材質はヒッコリー。Millennium IIシリーズとThe Naturalシリーズとは,ラッカーがかけてあるかどうかだけの違いなのだそうです。日本は湿気が多いので,反り防止のラッカーかけバージョンを購入して,使う前にサンドペーパーで持つところのラッカーを取るのがおかもっち流。(サンドペーパー掛けはボーヤさんの大事なお仕事のひとつです。)

2007年版スティックのロゴ部

ロゴ部のどアップ。
ラインの左側におかもっちの名前がプロマークのフォントで,メーカー・ロゴの右にサイズ(5B)がそれぞれ入ってます。

2007年版スティックのチップ

あと,チップの付け根が普通のmillennium IIシリーズよりも太めになってます。チップの形状が長細く見えるのは多分そのせいです。

スティックのしっぽ

スティックのしっぽ(グリップエンド)の形状も,millennium II シリーズの通常モデル(上)に比べて,おかもっちモデル(下)のほうがふっくら・・・というか,丸みが滑らかになっています。(なんでだ。)
・・・ひょっとして,特注だから作りが丁寧なのかしら? ^^;

参考までに,TX5BW(通常バージョン)のケース(?)に書いてあったスペックはこちら:

Pro-Mark Millennium II Series TX5BW Specifications:

  • diameter: 15.0mm/ 590"
  • length: 406mm/ 16"
  • tip: wood/ oval(楕円)
  • finish: lacquer(ラッカー仕上げ)
  • Hickory

ちなみに,重さは,The Naturalシリーズがだいたい54gくらい,Millennium IIシリーズが59gくらい,おかもっちスティックが64gくらいで,Millennium IIシリーズより少し重めになってます。ただし,名古屋の湿気をたっぷり吸ってるので,多少誤差があるかもしれません。料理用秤で測ったし。^^;

左の写真は,スティックの使用方法のオプション例(爆):
MC(ライブの合間でのお喋り)が長いときのおかもっちの定番ポーズです。^^;

なお,2006年に撮影した以前のおかもっちスティックのお写真等は,Gear Historyのスティックのコーナーに移動しました。リムショットでささくれ立った以前のスティックの写真もそちらに載せています。^^

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Stick Case

スティック・ケース

岡本さんが愛奴でデビューするとき(19歳のとき)に頂いたというスティック・ケース。30年以上経ってるのでかなり傷んでますが,さすが革製品。風格があります。

なお,普段使っているものは別にありますが(実は一連の写真のどこかにこっそり写っている),岡本さん,山崎さんが協議の上,掲載しないことに(理由はナイショ(笑))。

ケースの中には,スティックの他,マレットも入っています。赤の柄のものは,Pro-Markのロッズではないかと思います(がわかりません〜)。^^;

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Drum Heads

  • Drum Heads:
  • SD(main): REMO Coated Emperor
  • SD(sub): REMO/Yamaha Remo Coated Ambassador or Diplomat
  • TT: REMO Coated Emperor on Top
  • BD: REMO Clear Ambassador on Batter
  • Side Heads:
  • YAMAHA REMO Clear Ambassador on Bottom (SD, TT)
  • YAMAHA REMO Staging Black in Front(BD)
drumheadremo.jpg(17377 byte)

基本的にはREMOです。2006年のインタビューによると,アンバサダーのほうが音が好きだけど薄くて弱いので,エンペラーを使っている,とのことでした。バスドラムの打面はクリアのエンペラーです。

左の写真はスネアのヘッドのロゴ。折角なので,ミュートのガムテープも残してカットしました。^^ これはマヌ・カチェモデルの方。6 1/2"の方は,ガムテープがロゴの上にかかって貼られていてロゴが見えなかったので,こちらにしました。

drumheadyamaharemo.jpg(10991 byte)

ピッコロスネアについては,YAMAHA REMOのDiplomatを使用することもkこの日もそうでした。裏ヘッドは,YAMAHA Remoを使うことが多いようです。

なお,この日のドラムセットは,AB'SのBlueのレコーディングで使用されたままのもの。この写真のヘッドで,あの音やこの音が奏でられたということになります。(きゃあ!)

fronthead.jpg(72326 byte)

バスドラのフロントヘッドは,YAMAHAのロゴがしっかり入ったYamaha Remoのバスドラムフロントヘッドのステージング・ブラックを使用。ホールカットかスモールカットかは,会場の大きさによって替えてると思います。COJ '05(DVD)では真ん中にカットがあるものを使っていましたが,2006年のライブでは斜め下に穴を空けたスモールホールカットのものを使用していました。

ところで,フロントヘッドは,ドラムメーカーのロゴが入る大事な宣伝箇所ですが,(爆),2006年のライブでのフロントヘッドには,「YAMAHA」のロゴの前にYAMAHAのま〜るいマークが入っていたのですが,COJ の映像を見るとそのマークが入っていません。ヘッドのデザインが変わったのでしょうか?

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Option: Drum Wear

トップス

Tシャツ。ノースリーブのTシャツか,袖を写真のようにまくっているかどちらかです。暗い色のアーティストTシャツが何故か多いようです。この日はジミ・ヘンでした。

ちなみにこの日,真夏なのにも関わらず,シャツ・ジャケットを羽織って登場。エアコン等で肩を冷やさないようにという配慮でしょうか。

リストバンド

リストバンド

おかもっちの定番のドラム・ウェアといえば何と言ってもリストバンド。Crossover Japan '05 ではイニシャルが白だったんですが,この日はかわいらしい赤。(笑) A.O.のイニシャルもくっきり。

wristband01.jpg(28871 byte)

このリストバンド,単なる汗止めではなく,元々手首が細いのと,腱鞘炎になりかけたことがあるため,エアコンなどで手首(特に骨折経験のある右)を傷めないようにする目的で使用しているそうです。

長渕さんのファンの方の仲介で,スポーツ選手用のものに特別に刺繍でイニシャルを入れていただいているのだとか。

ドラム・ウェア

ボトムス

普通のジーパン(笑)。一番慣れているので。裾が短めだと,裾にビーターが入り込んでしまって動きが取れなくなる時があるのだとか。そのためドラマーは,太目のズボンを着用する場合は裾を絞るのだそうです。そういえば,スペクトラムのSecond Navigationのツアー・パンフに,衣装が一式出てるんですが,"In tne Space" の頃のおかもっちの衣装,確かに裾が絞ってあります。

ドラム・シューズ

ドラム・シューズ

2008年9月時点ではニュー・バランスですが,廃番のため次のシューズを探索中。廃盤になった際,同じものを買いだめしたそうです。^^;
ドラム・シューズは,おかもっちの場合は「新品だとすべりが悪いのである程度馴染んだものの方がいい」そうですが,野外のライブなどで雨が付くと滑ってバスドラが打てなくなるので,そういう場合は滑りにくいものがいいのだそうです。
ディナー・ショー等「黒」指定の場合もあるので,色は黒でないとマズいのだとか。

ドラム・シューズは,ドラム・セットのツール・ボックスに入れて,ボーヤさんが管理しています。

ただし,上のツーショット写真でも写ってますが,おかもっちは普段から同じ型のシューズを履いてます。したがって,いつでも「ドラム叩いて〜」とおねだりできます(多分)。ちなみに,ツー・ショットのもう一人こそ,今回Harrietがお世話になったおかもっちのボーヤさんの山崎さん。(写真がナナメですみません〜。)なかなかイケメンです。^^(<こらこら)「将来の名ドラマー」とおかもっちも太鼓判。

ドラムセットその2

ガラス越しでの撮影なので見にくいですが,ドラムセットのお写真(おかもっち入り)

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