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HarrietによるAB'Sでのおかもっちのプレイハチャメチャ解説集
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Harrietによる「おかもっち出演のライブ・レポート」集
私は以前,手数の多い派手なドラムが好きでした。その頃,たまたまAB'Sを聞くようになったのですが,岡本さんのドラムについては「控え目〜」という印象を持っていました。
ところが,その後ジェフ・ポーカロのドラムにハマり,ノックアウトされました。そのジェフ,実は自身のドラム教則DVDやインタビューでこんなことを言っています(Highlighted by Harriet):
僕は初めて聞く新しい曲のためのパターンを考える時,ベース・パートやボーカルに注目する。ボーカルがあれば,そのフレージングに細かく気を配るということだ。(中略) ベースだけでなく,キーボードやギターのリズムにも注意する。」(DVD Jeff Porcaro. Hal Leonard. ヤマハ・ミュージックトレーディング.日本語対訳書より引用)
「まあ,僕はもっとシンプルにプレイする。自分に課せられた役割は曲のサポート,タイムキープ、そしてほかのもののじゃまをしないことだ。」(Jeff Porcaro "Drum Brother." リットー・ミュージック(1996))
実際,彼が自分のベストワークに挙げているアルバムは,「控え目な印象」を受けるものが多く,物凄いテクニックで圧倒させるようなものは選んでいません。
そんなジェフにハマり,そういうドラムの魅力を知ってから改めてAB'Sを聴いてみたところ,AB'Sのドラムがジェフに非常に近いスタンスで演奏されていることに遅まきながら気づきました。
あくまで私個人の印象ですが,岡本さんのドラムの特徴として,以下の5つが挙げられると思います:
それでは,岡本さん(=おかもっち)のドラムにスポットを当てながら,サウンドに迫ってみたいと思います。
※私は特にドラムに詳しいわけではないので,随分間違ったことを書いているかもしれません。シロウトにはこんなふうに聞こえるんだな・・・くらいな感じで読んでいただけると大変助かります。よろしくお願いします。