Live: 2008 Masahiro Kuwana "55th Birthday Party Live Renature"

Last Updated: Apr.12,09; Open: Mar.17,06
桑名正博 名古屋・ダイヤモンドホール (Aug.5,08) ライブ・レポート

一ドシロウトの戯言と割り切ってお楽しみいただければ幸いです。

メイン・パフォーマー:桑名 正博(Vo/G)

サポート・メンバー: 小島良喜(Pf), 斉藤ノブ(Per), 原田喧太(G), 六川正彦(B), 岡本郭男(Ds)

Place

名古屋公演の会場クラブ・ダイアモンド・ホールは,元々「雲竜ホール」で,年配の人でもこの名前を出せば知ってる昔ながらのハコです。Harrietが最初で最後のピアノの発表会で演奏したのも雲竜ホール。きゃあ,おかもっちと同じステージに立ったことがあるのよぉ!なんて道化たことを言ってる場合ではありません。ライブハウス化するにあたり大々的に改装しました。^^; ともあれ,「ハコ」というにはかなり大きく,かつ音がすっきり聞こえる名古屋でもトップクラスのコンサート会場。Harrietは数年前にCharをこのハコで見ておりますが,この時は1階席はスタンディングでしたっけ。
Harrietの座席取りは極めて単純で,自由席の場合は,音がいちばんバランス良く聞こえるだろう,という魂胆で,ミキサーの近くに行きます。この日もステージから遠い2階席の真ん中に設置されたミキサーの近くの空いた席にコソコソ滑り込みました。^^

UP

Overview

ええ・・・っとですねえ,私はこのライブに先立ちまして,桑名正博の35周年記念でリリースされたベストCDを購入しまして,70年代の桑名正博の声を久々に聞きました。こんなことを言っては失礼かもしれませんが,「か・・・かわいい・・・!」というのが私の印象。^^; あのハスキーでカッチョよいボイスも,20代のオトコの声は既に○○歳(ナイショ)のHarrietには可愛く聴こえちゃうんですねえ。^^; いやあ,年は取りたくないです。でも,これはひっくり返せば,それだけ今の声に存在感があるということ。桑名正博のCDは私はおかもっち関連しか持ってませんが,80年代1枚,90年代1枚+The Triple Xで,セクシャル・バイオレットNo.1のようなロックだけでなく,AOR系の曲(特に藤丸さんのアレンジの曲)がなかなか良いなあと思っていて,最近はアコが多い,というお話ながら,今回は久々のバンドでの公演ということで,結構アップテンポの曲が聞けるのではないかと思っておりました。

ところが,予想に反して,今の路線で行きましたね。うーん,現役バリバリだと,やはり今を見て欲しい!というのが強いのかもしれません。それと,Party Liveの意味を全く理解していなかったワタシ・・・。^^; はい,そうなんです,これ,お誕生日パーティーの代わりのライブなので,ゲストが来るわ,花束贈呈があるわ,フツーのライブじゃなくって,遊び心のあるライブになってましてですね,特に名古屋はKeiko Leeが登場。ゲストにKeiko Leeとは,さすが大御所。^^;

曲は,35周年アルバムに収録された曲がメインですが,バラードはそのままに,アップテンポの曲はボサノバアレンジにして,アコの曲と統一感を出して,シックにキメてありました。そのせいか,ミキシング・バランス的には,ドラムがやや小さめ。アコギやパーカッションがきっちり聴こえるサウンドに仕上げてありました。

UP

Live

ライブは,1曲目からバラードの名曲「あの日...」で始めて,2曲目もバラード。でも,楽器の厚みが徐々に増します。で,適度なノリが出てきた頃にKeiko Leeが登場,Keiko Leeが鈴木聖美と声が似てる・・・という話が出て,「ロンリー・チャップリン」を二人で歌うのが,最初の山場でしょかね? 結局Keiko Leeさんは桑名さんと3曲歌ったことになります。

あと,もう1度ゲストコーナーがありまして,二人の人が花束贈呈をした後,そのうちの一人がアコギで弾き語りをして,桑名さんがハモる,というシーンもありました。

で,もちろんいちばんの見せ場は,やっぱり「今」の曲です。「神の国まで」というんですが,とってもよいです。桑名正博はYouTubeにページを持っててPVを公開してますので,試聴してみましょう。

Performers

Masahiro Kuwana 桑名正博(Vo/G)

主役。^^ この方,やっぱ,凄いですわ。^^; まず声がいいですよね。インパクトあります。声量が豊かで,でもハスキーで,深みもあるけど,適度な薄さもありまして,何を歌ってもポップにならずちゃんとロックになっちゃう感じ。しっとりと歌い上げるバラードですらどこかロック。

そのくせ,MCはおちゃらけています。^^; 歌とMCとの緩急も巧いですよね。MCの自然体でリラックスした雰囲気と,歌っている時のピンと張り詰めたような緊張感(会場全体がシーンと聞き惚れているのでヘタに音を立てられない雰囲気)のめりはりがしっかりあります。あと,なんか,やっぱり独特のオーラがありますね。

まあでも,ここでどういうボーカリストか,どういう声か,解説する必要など全くない方ですので,あとは藤丸さんがアレンジに携わってるアルバム(<名盤!)等で聞きましょう。

Musicians

そんな大物メイン・アーティストをウラでがっちり支えるのが,バック・ミュージシャンの皆様でございます。^^v

まずは,誰がナンと言っても,小島良喜でしょう! この日は全曲アコピ。シンセもオルガンも一切使用せず。1957年生まれで,この日のサポートメンバーでは2番目に若いです。AB'S-4,KUWATA BAND,浜田省吾のサポートもやってましたよね。ともあれ,ソロパート,弾くわ弾くわ弾くわ弾くわ。もう縦横無尽でカッチョいいのなんの! しかも,弾いてる時,幸せそう・・・。^^ それこそ,おもちゃ抱えた子供みたいに本当に嬉しそうに楽しそうに弾きます。まあ,あれだけ弾ければ楽しいですよね。^^

その横でサウンドを支えるベーシストが六川正彦。もんた&ブラザーズのメンバーだそうで,別方面からゲットした情報によると,この方に影響を受けたプロのベーシストさんも多いのだそうです。1951年生まれ。存在感のあるシブ〜いベースでサウンドをがっちり支えます。

その横,おかもっちは後回しにして(笑),おかもっちのお隣が斉藤ノブです。このライブのメンバーの中では最年長。日本のパーカッション界の最重鎮。サザンの「勝手にシンドバッド」のパーカッション指導かアレンジかも手がけていて,野沢毛ガニが「アコガレの斉藤ノブさんに・・・」みたいなことをどっかに書いてましたっけ。30年前からパーカッション・キッズのアコガレの人だったのですね。Harrietは,「タモリの音楽は世界だ」の演奏担当の「Nobu-Sons」で知りました。トーキング・ドラムで何やらやってたのもよく覚えています。もう,たたずまいは静かなのですが,どっしりとした圧倒的な存在感がありまして,もちろんリズムも安定感抜群・・・なんて私が語っていいのかしらん?ってなくらい,参りました状態でした。^^ いやあ,名古屋でナマでノブさんを見られるとは。嬉しいですねえ。

ステージに向かって右にいたのが原田喧太。藤丸Music Partyでゲストで登場したことがあります。とにかくイケメンで(<またかよっ!^^;)スターのオーラがありますが,この方だけ一人,若いんですよね。1970年生まれ。ちょっと許せません。(爆)

まあ,ギターの技術は言うまでもないとして,私が印象に残ったのは,実はそのたたずまいのジミさでございます。あれだけオーラがあるのに,オーラを消してひっそりと演奏するんですよねー。まだ若いのに,サポートの立ち居地をカンペキに守って,全く出過ぎることなく,時にはアコギ,時にはエレキをきっちりと演奏しておりました。素晴らしいプレイでした。^^

で,最後に我らがおかもっち・・・は次章で。^^

UP

Okamocchi's Performances

この日のおかもっちは,大変でございました。^^;

その1:瞬時対応

このライブは,最初の3曲がすべてバラードでした。でも,微妙に味付け具合を変えてありまして,それぞれに聴き応えがあります。最初はとにかくアコギと桑名さんのお歌のみ。徐々に楽器が加わるわけですが,おかもっちは今回もスティックの角度や打つタイミングをしっかり取りながら,シンバルできれいな音色で味付けしていきます。

で,3曲目のバラードは,最後がBoz ScaggsのHarbor Lightsのようにサンバ・フィールになってました。なかなかイカしたアレンジであり,ライブ構成でもあります。小島良喜のノリノリのカッチョいいピアノも素晴らしかったですが,その小島さんをじっと見つめてしっかりノリを合わせていくおかもっちもHarrietには十分印象的でした。^^

さて,ここで,何故桑名正博のライブが恐ろしいか,お話し致しましょう。この方,なんと,その場の客の雰囲気を読んで,いきなりリハと違うことをバックにやらせちゃうんですよっ!!!

まずその一つ目がミュージシャンたちの紹介の場面。これだけのバックですので,紹介後それぞれにソロを取らせるんですが,お客さんたちがそのソロをとっても楽しんでいると見た桑名氏,即座にソロをもう少しやるように指示! 小島,六川,岡本の3名が,え?え?え?え?誰がもっかいやるの???とうろたえて顔を見合わせ,桑名正博に目と表情で指示を要請。で,桑名正博が「それじゃあ,小島!」と指示して,小島良喜が再びソロ演奏を披露したのですが,確かにあの時,客席には,ソロを喜ぶ雰囲気が広がっていたのです。しかし,普通リハでやってないことを,その場で指示しないですよね? いかにサポート・ミュージシャンたちへの信頼が厚いか,あと,観客の希望に応えようとするサービス精神が強いか,如実に表してますよね。(だって,主役は桑名正博自身なんだから,本当ならサポートのことなんて(というのもアレですが)どうだっていいじゃないですか。それなのに,そういうことをしちゃうんですねえ。ムシしたりしないんですねえ・・・ということで,優先順位が徹底的にファンのニーズというところにプロ精神を感じました。)

ちなみに,その時のおかもっちのソロは,私好みのスペースを生かした構成でしたが,盛り上げのために最後はドカドカ系で締め。観客から漏れる歓声にHarrietはニマニマ。好みはスペース重視系とシンバル絡ませ系なのですが,このあたりはあんまし盛り上げには貢献しないかもしれません。^^; 一方で,アコ系の場合,最初からドラムドカドカなソロというわけにもいきません。雰囲気が壊れちゃいますからね。だから,ハードロック系よりもこの手のライブのほうが,ソロのバリエーションが問われるところだなあと改めて思うと同時に,こういうときこそおかもっちの出番よね〜とまさにわが意を得たり状態(妄想)。

考えてみれば,桑名正博の昔からのファンはロックファンでもあるわけですし,The Triple Xはハードロックでした。今回はアレンジがアコ仕様に変わりましたが,ドラムの音については,やっぱり「バシッ!」と来て欲しい,というのがあるのではないでしょか。ボリュームはPAで調節できますが,音質はなかなかそうはいかないですもんね。同じエンジニア,同じスタジオで録音されたCDでも,ドラマーが違うと確かに僅かながら音も違います。

さて,話は戻して,「いきなり変えちゃう」のもうひとつが,後半のいちばん盛り上がるところで出てきたバラード。(ライブから時間が経ってるのでどれだったかどの曲だったか忘れてしまいました。TT これが「神の国まで」だったのかも。)その曲のその箇所では,ノブさんとおかもっちの両方がバックで入る予定だったようなんですが,徐々に客席の雰囲気はまさに「聴き入り」状態。水を打ったように静かになって桑名正博の歌の世界に入り込んでいる感じになったんですね。そしたらそれに呼応した桑名さん,いきなり両腕を開いて合図。その瞬間,桑名さんの様子を後から探りながら叩いているノブさんと,譜面がハイハットの方にある都合上,その延長線上にいるノブさん経由で桑名さんの様子を探りながら神経を研ぎ澄ませて叩いてたおかもっちの両者が,びくっとその両手を楽器から浮かせて,そのまま演奏を休止。客の空気を読んで瞬時対応するメイン・アーティストと,そのアーティストの空気を読んで瞬時対応するサポート・ミュージシャン,という,(ジャズならともかく)ロックのライブではまず見られないと思われる三者攻防戦(?)を垣間見た,という感じでしょうか。^^; なお,桑名さんが特に合図することなく,桑名さんの様子から,演奏再開のタイミングをノブさんが測っておかもっちと目で合図し合って,それで再びバックの音が鳴り始めた・・・という,えらくとんでもないライブでした。

でもこれ,多分,2階席という全メンバーが見渡せる位置で,しかもおかもっちに注目していたからこそ,キャッチできたシーンだったのではないかとは思うのでした。^^ あと,このバックバンドのバンマスはノブさんだったんだろうな,なんて,ふと思いました。(全然違ったりして・・・。^^; )

その2:テンポ対決???

・・・実際には「対決」にはなりませんでした。^^;

桑名ライブ,最初から最後まで全員座って聞き惚れる,という感じだったのですが,当然ミディアム・テンポの曲もあります。

そのミディアムのテンポがクセモノなのです。^^;

テンポについては,2007年2月の諸岡ライブの打ち上げ中に,バラードを巡ってちょっとした問答(?)がありました。しっとりと歌い上げたい諸岡 versus 「野暮ったくなる」と一刀両断したおかもっち。AB'SのBLUEの曲についても,この曲をこういうテンポで叩くのは若いドラマーには無理・・・なんて話もちらっと漏れ聞いたこともあります。ともあれ,Harrietは,おかもっちのこのテンポ感も大好きでして,ライブのときは,どの曲がオリジナルと同じくらいのテンポで,どの曲はそれから変えてくるか,というのをチェック・・・できるくらい,自分のテンポ感をなんとかしたいな・・・と思っているところです。(ううっ!情けない・・・。)

そう,普段カウントを出すドラマーは,実は客席の雰囲気などを見ながらテンポを決めるという重要な役割を果たします。うちのバンドのドラマーも,ちょっと客のノリがいまいちだから少し速めにしようとか,そういうことを考えながらカウントを出すと言っておりました。

で,8月のレポを11月に書き足しているという怠慢をやったツケで,私はどの曲でどうだったのか,既に忘れちゃったんですが(書かないほうがマシとか言わないでね。TT ),ある洒落たミディアム・テンポの曲で,恐らく「このあたりでちょっとテンポを上げて皆を乗らせたい」とうずうずしてたっぽいおかもっち,本当にテンポを上げました。ところが! 桑名正博が「今日お前走るぞ!」の一言で玉砕。おかもっち,惨敗と相成りました〜。^^;

しかも,桑名正博曰く「オレはもうトシなんだから,速いと息が切れるんだ!・・・こいつ,これでもう54歳・・・体力あるでしょ〜」(<関西弁に訳しましょう)・・・。^^ あの,桑名さん,おかもっち,まだ52歳です・・・。^^;;; いえ,いいんですけど。愛があれば年の差なんて。年の差なんて。。。TT(<意味不明)

てなわけで,アンコールの「セクシャル・バイオレット No.1」(アコアレンジですがバラードではなくボサノバ)も含めて(って,元々「セクシャル・・・」はアップテンポではなくミディアムテンポですが)オトナのオトナによるオトナのためのライブだったのでした。^^

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Studio and Live

ところで,スタジオ・ミュージシャンというのは,業界での地位は実はかなり高いです。私はそのあたりのことを岡本さんに伺ったことはありませんが,ジェフ・ポーカロのインタビューその他から,ある程度のところまでは推測ができます。実は一流どころの場合,ギャラはなかなか。ジェフがスタジオで稼いではTOTOで散財していました。 ^^; <レコーディングのためのスタジオ代が高いらしい ツアーは赤字,PV製作がこれまたとんでもない

ライブの場合,リハがあったり,楽器を持って移動したりで,多分スタジオ代よりもギャラが高いのでしょう,CDにクレジットされたミュージシャンがそのアーティストのライブのバックにつくことは意外とありません。ツアーともなれば多分尚更・・・。まあ当然ですよね。

そんな中で,ライブにスタジオ・ミュージシャンを使える・・・というのは,それだけの元が取れる,つまり,稼げるアーティストである,という解釈が出来ます。ドリカム(村上ポンタ秀一),浜崎あゆみ(江口信夫),福山雅治(山木秀夫)・・・んでもって,長渕剛(岡本郭男)となるわけですね。^^v

一線級のアーティストとなると,観客に対する姿勢やサービス精神も一線級。当然,バック・ミュージシャンに要求されることは多くなります。

てなわけで,ここで,おかもっちのライブ歴をチェックしてみましょう。

まず,おかもっちは愛奴でデビュー。ここでドサ回りを経験します。解散後はスタジオ入りしますが,このとき既に,布施明のハワイ公演,松山千春の足寄1万人コンサートのサポートを経験しています。海外公演やエポックメイキングなコンサートでのライブを経て,スペクトラムで怒涛のレコーディング&ツアーな毎日を経験。スペクトラムはアレンジもかなり綿密な上,エンターテインメント性も重視してますので,ドラマーの役割も相当のものだったと思われます。このあたりで多分おかもっちのライブのセンス等はかなり磨かれたものと考えられます。

解散後は,藤丸さんのソロのサポートやAB'Sのライブ,谷村新司(アジアツアー),長渕剛(JEEPツアー等)以外は,「ツアー」サポートは暫くありません。思いっきりスタジオな時代が続きます。スタジオのお仕事をいうのは,いわゆるプロ中のプロのお仕事ですので,あらゆる音楽に対応することが求められるわけですが,そういうのをコンスタントにこなすことで,更に音楽的なセンスが磨かれたものと思われます。

ところが,一転するのがThe Triple X結成と全国行脚。そもそもThe Triple X自体,元々桑名正博のサポートだったメンバーがそのままバンドとなったものですので(藤丸さんとAB'Sの関係のようなものでしょかね?),メンバーはバリバリのスタジオ・ミュージシャンです。ところがこのバンド,敢えてインディーズでデビューしたため,ツアーもライブハウス巡りなんですよね。しかも相当の本数をこなしていたよう。スタジオ・ミュージシャンが気のあった仲間同士でバンドを組む例は多々ありますが,ここまでの怒涛のツアーを決行することはまずないでしょう。

以上のことを考え合わせると,おかもっちは,実にいろんな形態のライブを経験している珍しいスタジオ・ミュージシャンであることがわかります。で,どうもおかもっち,「ライブ好き」なのではないかとHarrietは睨んでいるのですが,皆様,どう思われますか? ^^ んでもって,それに火をつけたのがThe Triple Xであり,この桑名正博なのではないかと妄想しているのですが・・・実際のところを知りたいものです。^^

UP

余談

今回のライブ,実は私,隣席にきたグループのせいで100%楽しむことができませんでした。4名ほどのグループだったのですが,うち2名の女性は,ライブ中に携帯電話でメールをチェックしたり喋ったり・・・もう,気が散って気が散ってムカムカムカムカ。ライブに限りませんが,どういう人の近くで見るかで楽しめ度が全く変わるというのを痛感しました。で,ライブレポを書いてると,そのグループのことまで思い出されて,またムカムカして来るんですよね。とにかく,レポを書こうとすると,隣で女性が携帯打ってる場面も一緒に脳の中で再現されるんですよぉ! いやあ,記憶というのはコワいものです。(途中で帰っていったのでほっとしました。立ち見の人もおかげで無事に座れましたし。)

そんなこともあって,すっかりレポが遅れてしまいました。TT 以前ミスチルのライブでも,ライブ中にぺちゃくちゃ喋ってる二人組がいましたが,そういう方々はDVDでも買って自分たちの部屋で見ていただきたいものです。

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