Shot by a2a (2009) (Captured by Harriet)
第3回 AB'S Tribute Session 開催要旨
- 日時:2009年11月1日(日) 13:00-18:00
開店時間(12時)頃から順次セッティング, 13時開始,18時15分頃終了 - 会場:東京都赤坂 ライブバー CrawFish 赤坂(北千住から赤坂に移転)
- 住所:港区赤坂3-11-7 ソシアル赤坂ビル地下2階
- 参加費:2,000円+飲食代(13時-18時)
メンバー紹介(インタビュー未着分は到着次第掲載予定)
※(1)(2)については,昨年掲載した内容と変わりないようでしたら,そのようにお返事頂ければよいです。^^
- (1) (ボーカルさん以外)当日の機材を教えてください。(ドラマーさんはスティック等)
- (2) (ボーカルさん以外)普段の機材を教えてください。
打ち込み等をされる方は,そのあたりもお願いします。 - (3) 普段の音楽活動を教えてください。
- (4) 今回参加されて,楽しかった曲,面白かった曲を教えてください。(演奏した曲,オーディエンス側,どちらからの観点でもOKです)
- (5) イベント全体の感想や,次回やってみたい曲等を教えてください。
赤字はHarrietによるコメントです。^^
なおっち(Vo)
AB'S,SHOGUN,芳野藤丸のコピーバンドRomantic Guysの紅一点。AB'Sはコーラスバンド,な面を強く感じさせてくれる直樹パートを担当し張りのある声をいつも披露。今回,初の「オーディエンス」を体験。羨ましい・・・。TT
インタビューについては,お返事をいただいたら掲載しますね。
是非初オーディエンスの感想も伺いたいものです〜。TT
わたしだ (G/Vo)
AB'Sのコピバン「ABO'S」のギター・ボーカル。今回初お目見えです。^^ なかなかインパクトのある外見です。^^; 密かに漏れ聞いたウワサによると,歌よしギターよしキーボードもできちゃうマルチプレイヤーだとか。(ウワサの出所は守秘義務全うのためナイショ)今回長いバンド歴の中で初めて「生カラオケ」を体験,オーディエンスを沸かせた。
(1)ギター: FenderーJapanのテレキャス
エフェクター: Xotic effects 製 「AC+」(ブースター)& MXR製 「Carbon Copy」(MOD付アナログディレイ)
(2)ギター: Fender Japanのテレキャス or GibsonのSG, etc....
エフェクター: Xotic effects 製 「AC+」(アンプのショボさに応じて追加します)
(3)バンドやセッションに参加する
(4)どの曲も良かったですね〜
(5)次回は「One Night In Moscow」やってみたいです
わたしださんの当日の機材のお写真をわたしださんの機材コーナーでご紹介しています。^^v
はつみ (G/Vo)
同じく,AB'Sのコピバン「ABO'S」のギター・ボーカル。ギターにはまこっちゃん(松下誠)のサインが入っていて,そのサインが消えないようにと上から透明なコーティングを施したお方。^^;
(1)ギター
・Parker NITEFLY(多分1999年くらいのもの)現在はABO'sのときのみ使用
エフェクター
・Fulltone GT-500(DISTORTION/BOOSTER)
DistortionとBoosterが2in1になってるモデル。BoosterはDistortionの前段にしてスルー時よりゲインを下げ、Boosterを踏んだときに歪みが下がるように設定
・VisualSound H2O (Delay & Chorus)
DelayとChorusが2in1になってるモデル
(2)えっと,はつみさんの普段の機材解説がかなりコアだったので(笑),はつみさんの機材コーナーにまとめて掲載いたしました。^^ 松下誠サイン入りギターのお写真もあります!
(3)オリジナルの70'、80'系のローテクプログレバンドがひとつ。
あと、コピー系のバンドでわたしださん、にゃんこさんと3つバンドやってます。
ひとつはもちろんABO's、あとは
・わたしがG & V、わたしださんBでスティング、山下達郎、YMO、ムーンライダーズ、ビートルズ、ジノバネリその他(全曲わたしの趣味)
・わたしださん鍵盤の女声歌モノ(土岐麻子、東京事変、安藤優子その他)
(4)ふだんやっている曲でも、共演者が変わるとまた違った面が出てくくるので(バンド以外でやる機会がほとんどないAB'Sなどは特に)正直、全曲愉しかったです。リスナー的にも同様ですね。
(5)特定アーティスト限定セッションは、参加者の演奏からアーティストへのリスペクトがにじみ出てる場合が多く見ていて愉しいです。
やりたい曲はですね……。全ての挑戦を受けて立つ、ではなくて(笑)、今回やらなかったジャンゴあたりは次回やりたいです。
今回はDjango,キーボードが逃げましたもんね。誰でしたっけ,キーボード・・・。^^;;; 折角メンバー揃ってますから,是非フルメンバーでやってみたいですね。^^
nakamura (G/Vo)
Romantic Guysのギター・コーラス担当。前回,前々回は,ボリュームとテンポチェックに余念なく,プロデューサーぶりを発揮。今回はなおっちさん同様,初めて「オーディエンス」を体験・・・のはずなのに,どしょっぱつから「キーボード,音小さい!」とHarrietに指令を出した。はっきしいってコワい人です。TT
まだお返事いただいてませんので,いただいたら掲載しますね。^^
確か,TOTO系のバンドも組まれてたはずです。はい。^^
Shin (G)
ハードロックのリハ後駆けつけてモードの切り替えが大変・・・と言ってた割りに,あっさりメロ〜にCry Baby Bluesを弾いてた万能ギタリスト。澄ました顔していわゆる「楽曲に合った聞かせるソロ」を繰り出し,担当分のきっちり弾いたら次の人ににこやかにソロを渡します。^^
(captured by Harriet)
(1)ギターはJames Tyler Studio Elite HDです。
エフェクターは昨年と一部を除きほぼ同様です。
(2)ギターはこの他に もう一本James Tyler(Custom Classic)を使っています。その他はFender Stratocasterを、歌もののバックではよく使いますね。
(3)The Hearty Party(竹内まりやトリビュート)、Jam Bay(AOR)、ふかいボー(Deep Purpleトリビュート)など。
(4)やっぱDestination、Borderlineかな?あとCry Baby Bluesも気持ちよかったです。
(5)Light the Night、Into The Light辺りを演ってみたいですね。
いいですねえ。^^ まさにツインギターじゃないとできな曲ですね。^^v
なお,今年もShinさんの機材コーナーを設置しましたので,ご参照くださいませ。^^
ムラ (B)
スペクトラムのコピバン"ReSpect"のベーシスト。B.C.Richを淡々と縦横無尽に弾きこなすツワモノ。Paradigm Shiftのファンクラブ在籍歴あり。音がでかい。^^;
(1)今年の初めに買ったベースです。ベース1本のみ。
BC.RICHのイーグルベース 1600JE
(2)(1)と一緒です。
(3)スペクトラムのコピーバンドRespectでベース担当してます。
(4)borderlineが印象に残ってます。はりちゃんのキーボードソロが特に。
あとはDee-Dee-Phoneですね。
(5)Dee-Dee-Phoneは来年またリベンジしたいです。
あとは直樹さんの曲、I MY ME 、DAY AFTER TOMMROW 君がいる奇跡とか。
今回はライブハウス貸し切ってのイベントだったことは良かったと思います。
曲によっては強制終了みたいになってしまったので、その辺が課題なのかなと。
エンディング,今回のセッションでABO'sの終わり方もわかったので,次回はスムーズに行くかもですよね。^^
TAKA (B)
"Romantic Guys"のベーシスト。セッション時に他のパートもGuysのメンバーだと面白くないと駄々をこねる。今回,にゃんこさんと初競演を果たした際,ちゃっかり握手してました♪ ^^
(1)(2)(昨年と変わりなし)
(3)去年と一緒です。
(4)ABO'sのメンバーさんと絡んだ曲は楽しかった。特ににゃんこさんドラムと演らしていただいたDESTINATIONです。
(5)お店がとてもよかったです。次回も出来たらここがいいです。
今度こそ私も座席で飲み食いしながら見たい・・・。TT
TAKE (B)
6弦ベースを操り,シーケンサーでハンドクラッパーも担当,今年はついにイベントの進行表まで作成,おまけにキーボードができるオーディエンスまで発掘し(わーい!),当イベント貢献度トップを爆走中。^^
(1)去年と同じです
・6弦ベース TUNE TB-06
・マルチエフェクター BOSS SE-70
・MIDI FOOT CONTROLLER BOSS FC-50 (チェンジペダルのことです)
・ハンドクラッパー(?) YAMAHA QY-10 シーケンサーの音源を利用
(2)4弦の場合はYAMAHA BB-VII
(3)SPECTRUMとAB'Sのセッションのみ。
これから少しづつ増やしていきたいと思います。
(4)BASSでは、昨年楽譜を見ながらでこけてしまったDead or Alive。
今年は練習量はさほどではなかったのですが、時間をかけて練習をしたので、結構咀嚼できたと思います。
リベンジは上手くできたでしょうか? 本人はかなり満足でした(^^;)
プチ仕込みとしてDeja Vuのメインリフに、ベースのハーモニクスを入れてみました。
エフェクターのセッティングもバッチリ決めてきた来たつもりだったのですが、ラインとアンプの違いで今一つ迫力に欠けました。残念(TT)
勉強になります。
Sound Effectも曲を聞き込んで来たので楽しくご一緒できました。(^^)v
(5)昨年に引き続き楽しいイベントに参加させていただきありがとうございました。また参加させてください。
今度は今年間に合わなかったMusic Crusade。しんすけ♪さん、よろしくです。
もう一曲、ベースは簡単なのですが、Day After Tomorrowもやりたいなぁ。
歌詞と軽いノリが好きで、最近毎日聞くようになっちゃいました。(^^;)
Dead or Alive, 代わりにキーボードがコケました。すみません〜。^^; Day After Tomorrow, コーラスにおかもっちも入ってますから,これをびぃさんに叩きながらやってもらっちゃいましょう。^^b
どぅんが (B)
今回も穏やか〜な佇まいでシブいベースを披露。お写真もいっぱい撮って頂いちゃいました。^^
(1)ベース: アトリエZ M265 77カスタム TSC激鳴りチューン
エフェクタ: Hatena? Active Spice
(3)現在、パーマネントなバンドなし。誰かバンドに入れてください。
(4)演奏したヤツではCry Baby Bluesが楽しかったです。こりゃ、気持ちえーわ。
(5)難しいのはイヤよ。(直樹さんのプレイは基本的に難しいので、そんなのないんだけど・・・)
あの,バンドの件ですが,もし名古屋でもよろしければ・・・。^^;
びぃすけ (Ds/ Vo)
当セッションの主催者。今回はボーカルの大黒柱きよ44さんの穴を埋めるべく,ボーカルでも大活躍。人が良すぎて強引な割り振りや曲カットができず,結果的にHarrietを鬼ババ化させてる張本人。
(1)スティックは、今回参加者の「ロクさん」に、お譲りいただいた、「村上”ポンタ”秀一モデル」でした。
普段は「スティーブガッドモデル」を使っています。
(2)普段はスタジオやライブハウス据付けのドラムセットを使っています。
マイスネアや、マイペダル、シンバルなんかを持参して使用される方もいらっしゃいますが、私の場合はここ数年「スティックのみ持参、(やもすればスティックも借りちゃう)」がほとんどです。
身軽でいいですよ(笑)
(3)月に1回の「Eric Clapton-Tribute Session」
そしてビートルズのコピバン、Wingsのコピバンなど。
歌モノが好きです。
(4)なんと言っても、今回初参加だった"ABO's"のみなさん!
特に紅一点のドラム「にゃんこ」さんに感動!
あんな細い華奢なからだで、おかもっちに負けないくらい(笑)デカい、イイ音出してましたね。
パワーヒッターと思っていた「ロク」さんにも引けを取らないパワフルさでした。
(5)今回はボーカルのきよさんが急遽不参加で、ちょっと残念でしたが、ABO'sのわたしださん、そしてBassのTAKAさんの歌声が聴けたのがよかったです。
nakamuraさんもリードボーカルを(あのギターフレーズを弾きながら)とられていたのが感動でした!しかもめちゃ上手い!
今回,ドラムよりもボーカリストとしての出番が多くなっちゃいましたよね。でも結構気持ち良さそうでした。^^ 次回はドラム・ボーカルを・・・。^^
にゃんこ (Ds)
ABO'sのドラマー。華奢で美しいその容姿からは考えられない強烈なビートを披露,特にAsian Moonの裏連打には会場中から驚嘆の声が上がった。
(1)当日はスティックのみの持込です
スティックはパールの110H
あとは、これは機材ではないですが、靴ですかね
いつもハイヒールしか履かないのでドラムを叩く時は必ず靴を持って行きます
安い靴屋さんで売ってるドライビングシューズってやつです
(2)スネアはラディックのメイプル14×5
重いのでライブの時にしか持って行きません
あと家で普段練習用に使ってるのがRolandのV-ドラム
スネアだけメッシュであとはパッドのタイプです
機材には全くうといです。スミマセン
(3)ABO'sでもご一緒のわたしださん、はつみさんとバンドを別に2つやっています
1つはSpring Days Clubというスティング、山下達郎、TOTOなどいろいろ取り混ぜてやる男性ボーカルのバンド
もう1つはOver 50Milesという土岐麻子、椎名林檎、安藤裕子などの邦楽中心の女性ボーカルのバンドです
ちなみにSpring Days Clubではわたしださんはベースを
Over 50Milesでは鍵盤を担当しています
はつみさんはSpring Days Clubではギターボーカル
Over 50Milesではギター/コーラスです
あとはFSSCというセッションコミュニティーの毎月行われる定例セッションにほぼ毎月行っています
他にも興味のあるセッションに時々行っています
(4)普段AB'sバンドでやっていないGirlやJust A Rainy Bluesが聞いていて今度やってみたいなーと思いました
(5)とてもアットホームな雰囲気で楽しかったです
次回は上で挙げたGirlやJust A Rainy BluesのほかにもBlueの中の曲もやってみたいです
なるほど,わたしださん・はつみさんとは3バンドでご一緒なのですね。息がぴったりな訳です。^^
あと,ドラマーさんに靴を伺うというの,面白そうなので,次回からインタビューに追加したいと思います。^^
ロク (Ds)
時折このサイトの誤字脱字チェックも務めるRomantic Guysのドラマー。去年はHarrietがBorderlineを弾いた際,不協和音連打の箇所でのけぞって笑い転げていたのをa2aさんのビデオカメラに激写され,Harrietを大いにいじけさせた。
(1)Pearl 106M 村上 "ポンタ" 秀一 モデル(材はメイプル)
(2)YAMAHAスネア SD-955M(スティール) /TAMAスネア AW456(バーチ 14×6.5; YAMAHA切削リム装着)/ YAMAHAフットペダル FP-710
(3)ここ数年は9月のライブ以外、これといった活動はナシ。
(4))ABO'sさんがやられた曲は全部興味深く拝見しました。
(5)自分たちのレパートリーの再研究にもなったりして非常に有意義でした。
やってみたい曲もさることながら、要望に応えられるよう、精進精進。
今回はびぃさんが多くの曲でボーカルに回られた関係もあって,ロクさんの出番が増えた印象がありましたが,いかがでしょ? ^^
まこっちゃん (Ds/ Per)
Romantic Guysのパーカッション。
今回は,小改造を施したTAMAのスネア(AW356・限定品)を,「他の人が叩く音を聞いてみたい」と持参し,哀れなHarrietの右耳を爆音衝撃波攻撃したが,ちゃんと耳栓も作ってくれた。
現在お手製海苔缶のシェイカーの中身のお写真を依頼中なので,どうぞお楽しみに〜。^^
折角なのでスネアの写真も依頼しようかな。^^;
打ち上げ中に,郷ひろみと樹木希林の「林檎殺人事件」をバンドでやるとカッコイイとおっしゃってました。ご多忙のため,インタビューについてはお返事待ち中です。
a2a (Ds)
どっかのサイトで相変わらずドラムの同定をさせられているロジャースマニアなドラマー ^^; 今回はオークレーのサングラスの代わりにウッドフープを施したRogersのメタルスネアを持参,名古屋からシンセを担いで持ってくるのが大変だったためデジカメを敢えて持って来なかったHarrietを大いに落ち込ませた。TT
(1)持参したスネアはRogers Superten No.53-2614(6.5インチ)でトップフープをヤマハ・ヴィンテージフープ(ウッド)に交換してあります。バターサイドヘッドはRMV(ブラジルのメーカー)のStantard-Coated White Single Plyです(余談ですが、まこっちゃんさんに「ナンダこの若者ぶったヘッドは!」と言われてしまった)。
スネアサイドヘッドは通常のREMO ANBASSADOR SNARE。
スナッピーはPearlの比較的一般的なSN-1420 I(アイ)で、スネアコードはヒモを使っています。
内蔵ミュートをごくわずか(バターサイドヘッドにあたるかあたらない
くらい)かけてます。
(2)(3)去年と同じ
(4)Correspondence, Dead or Alive
(5)BLUEからやってみたい曲がありますがコピーが難しそう^^;
「緻密なアレンジの中でグルーヴを出すのが難しい」とおかもっちに言わしめたAB'Sのドラムでございます。^^ Blueへの果敢な挑戦をお待ちいたしております。^^v
ちなみに,a2aさんのRogersは,おかもっちコンテンツの機材コーナーのGear Historyのスネア紹介ページにお写真を掲載しております。^^b
んでもって,おかもっちがサインした同機種スネアがa2aさんのサイトに掲載されております。^^
Harriet (Key)
このサイトの管理人。^^;
(1)会場にあったYAMAHA CP300と,名古屋からはるばる持って行った軽量Roland RS-70.
(2)KORG Triton Rackを中古購入したので,KORG Tritonが2台になっちゃいました。^^; (2009年11月現在)
(3)相変わらずサザンのコピバン。あと,2009年はTribute to Jeff Porcaroの大阪イベントで1曲セッション参加しておもいっきし間違えてきました。^^;
個人では,Into the Lightのスコア作りに挑戦し始めたんですが,この春から急に忙しくなったのでイントロで途絶えてます。長期戦になりそうなのにソフトがWindows Vista以降に対応してないので,パソコンとソフトを買って仕切りなおしたほうがよさそうです。でもお金も技術もありません。TT
(4)Deja VuとDee-Dee-Phoneのメドレー。あと,ABO'sがAB'Sをどう「料理」して演奏してるのかを垣間見ることが出来てすっごく面白かったです。^^
(5)Romantic GuysとABO'sのぷちライブを据えて,その後入り乱れてセッションってのもいいかなあと思います。名古屋在住が故に普段見られないGuysやABO'sのライブが見られて,セッションもできて,さらにABO'sとGuysのキーボードさんも確保できて,と,まさに一石三鳥! ^^b(<あくまでHarrietにとって,ですが。^^;)
Report by Harriet
Place
先回まではスタジオをレンタルして「体育会系」かつ「ゆる系」なセッションを,飲食物を持ち込んで摘みながら楽しんでいた(あ,オーディエンスしてないHarrietやnakamuraさんたちはね,殆ど飲み食いしてないですよ,ええ,ええ,本当です(<証言 ^^))昨年から打って変わって,びぃさんの入念な交渉の結果ライブバーでのイベントが実現。これで,演奏の最後のほうでゴミの片づけをしなくても良くなりました。^^;;;
セッティング中。TAKAさんは食事の準備中。^^
その肝腎のハコですが,なかなか良いです。一昨年は比較的ゆったりしたスペースながら,隣のベースアンプの振動で気持ち悪くなり^^; ,昨年のスタジオではキーボード付近が音の吹き溜まりみたいになって,ドラムの音すらこもってよく聞こえなかったという状況・・・でしたが,丸くなって演奏できたので,ギターとアイコンタクトを取りやすかった,というメリットもありました。そのため,逆にHarrietが今回懸念したことは,(1) モニターがよく聞こえるか (2) ライティングがあるのか(<熱くなるのだ),(3) ギターとアイコンタクトがスムーズに取れるのか, の3点。
ギターとのアイコンタクトが必要な理由はただひとつ,「弾く寸前,もしくは弾きながら演奏割り振りをしていく」という,セッションならでは,と言ったらいいのか,事前打ち合わせを全然しないこのセッション特有なのかはナゾですが,ともあれとっても大事なポイントです。モニター云々は,ライブ経験者なら誰でも経験していることでしょう。ライトが熱いかどうか,というのは,Harrietは以前ライブでライトが熱くてのぼせて気持ち悪くなって15秒ほど楽屋に逃げた前歴を持つからです。^^;;;
ところがですね,キーボードはステージの下にセットしてあって,身体の向きさえ変えれば見通しは比較的良く,どのパートともアイコンタクトが取れる状況。音も全パートしっかり聞けて,なかなか良いじゃありませんか。^^ ライトで熱くて,ということも特にありませんでした。ほっ。^^
おまけにですね,お手洗いがすっごくきれいで,女性用トイレには,コットン,綿棒,爪楊枝まで設置。ビジネスホテル以上なこの配慮,セッション出ずっぱりのHarrietには今回こうした小物アイテムにはお世話になりませんでしたが,印象は極上です。^^ ステージの背景もカッチョいいし,飲み物のあるところがサイドになっててハコの形もちゃんと長方形。オーディエンスとして音を聞いてないので分かりませんが(<くどい),多分どの場所にいても一定以上のクオリティでサウンドで楽しめる感じ。さすがプロも使用するハコだけあります。^^
Session
今回いちばん良かったことは,なんといってもABO'sの参加です。だって,あーた(<シュフ風),ギターが4本になったんですよぉ!!! 信じられますか?4本ですよ! 昨年,一昨年まで2本だったんですよ,しかも昨年,4時以降は,nakamuraさん1本しかなかったんですよぉ〜。(号泣)んでもって,これが今回ものすごく助かりましたよね。Shinさんが3時までリハで来られず,nakamuraさんが4時で退出・・・というピンチ!に,昨年までなら右往左往していたところですが,今年はあと二人,しかもボーカルができるコンビがいる!てな具合で,その存在価値のでかさが大いにズームアップ!
ABO'sとTAKEさんをバックに歌うびぃさん ^^
一方,手薄さに泣かされたのがボーカルです。バンド活動というのは家族の協力があって初めて続けられるもので,メンバーの家族の信頼を得るバンド・イベント活動を心がけるのは最早必須事項。と理屈では分かっていても,今年はセイジさんはいない,ふり〜まんさんはいない,nakamuraさん,なおっちさんは4時退出・・・てな状況でのきよ44さんの欠席は余りに痛かったです。(はっきし言って「キーボードがいない」より深刻。)AB'Sの場合,コーラスパートは少なくて3名,多い時は5名です!(<Day After Tomorrowとか,おかもっちも歌ってます。)それで,nakamura,なおっちを抜くと,もう,わたしだ,はつみ,びぃすけ,というトリオしかないわけですが,特にびぃさんの場合,ボーカルを取れば肝腎のドラムが叩けなくなるわけで,果たして楽しめるだろか? 歌詞はあるんだろか,一体どうするんだろか?・・・と心配してたんですが・・・。
嬉しはずかし?初生カラで「てへっ」中のわたしださん ^^
はい,nakamuraさん退出後は,皆さん開き直って「生カラオケ」として楽しむという超ポジティヴなイベントに変貌いたしました。^^; ムラさんがCD付属の歌詞カードを持ってきてたのも大きかったですね。ともあれ,びぃさんの気持ち良さそうな歌,わたしださんの嬉しそうな顔・・・。^^; で,ベースを弾く人に弾きながら直樹パートを歌いなさいってのはいきなりでは恐らく無理ですが,例えばTAKAさんがベースを弾いてる時にムラさんに歌ってもらっちゃうとかいうふうなら出来ちゃうので,今後はどんどんコーラス入り乱れってのも悪くないなあ,と思いました。^^
おまけ:「ほのぼの〜」(1) アイコンタクトなやりとり
Borderline エンディングソロ回し
「ほれ,キーボード!!!」(Shin)
「このままキーボード行け行け!」(nakamura)
「いえいえ,ギターさん,どうぞどうぞ」(Harriet)
「次またハリさんね」(nakamura) 「え?私?」(Harriet)
・・・って,これじゃアイコンタクトじゃないって ^^;
Arrangement
今回,AB'Sのコピバンが2つ登場したわけですが,それぞれの音の楽器担当が全く違うという点で,Harrietはなかなかスリリングでした。^^;
まず,Romantic Guysは基本的に大所帯。なんたって,サックス,パーカッション,コーラスがいるんですから,なんとBLUFFと同じなんですよね。(笑)Guysのサイトのセットリストと当日の出演メンバーの方々の演奏パートから,それぞれのパートで工夫してオリジナルのバンドアンサンブルをうまく表現しようとしている感じを受けます。GuysのレパートリーにSHOGUNの曲が多いのもその表れでしょう。
一方,ABO'sは,ご本家AB'Sと同じ編成。つまり!ツインギターがそのままボーカルを取って,ベースもコーラスに入ります。
しかし! AB'Sのあのとんでもないフレーズを歌いながら演奏するのは至難(というか,人間業じゃない ^^; ),のに加え,80年代のAB'Sは重ね録りも結構やってます。ご本家AB'Sも,アルバムに入った原曲とYouTubeに上がっている当時のライブを聞き比べると,ギターパートが精選されたり,キーボードがオリジナルより出て行く感じになってます。
ABO'sはこのご本家の分担より更にキーボードを大きくフィーチャーしている・・・フシがあります。ギターがボーカルをとる関係で忙しい場合は,キーボードがギターパートを演奏。
つまり,GuysとABO'sとでは,同じコピバン同士でもアプローチが全く違っているわけです。^^
てなわけで,アレンジ分析。
In the City Night
Guysでの演奏を,大塚:WelcomeBackのサイトでチェック。イントロの泣きのボリューム奏法のところはギター,歌のウラでは1/2シャッフルな軽快カッティングを担当。一方シンセは,Bメロでは2拍まるっとひとつの和音を響かせて音の厚みをサポートしてます。
ABO'sはなんと!その泣きのイントロをキーボードが担当!ギター2名はウラで和音をタララン〜と弾いて,オリジナルと逆です。Aメロでは,わたしださんがカッティング,はつみさんがアルペジオを担当。Bメロでは2本でカッティングを入れるので,音が結構厚くて,キーボードはおかずのままでOKな感じ。
つまり,キーボードの入れ方が全く別物!!! これを打ち合わせなしでやるなんて,いやあ,コワいセッションですねえ。^^;
ちなみに,HarrietはバンドでAB'Sをやったことがありません。ただ,ピアノという楽器はバッキングと旋律と両方弾けるので,ピアノソロで楽しむことが出来ます。(ただし,かなり孤独です。TT )で,孤独に一人AB'Sを弾く場合,オカズがメインのキーボードパートは端折って,ボーカルとギターソロを右で弾く場合が多いのです。だから,意外と一緒にやっててだいじょぶでした。もっとも,肝腎のコードがかなりアヤシイですが。^^;
Destination
間違ってるかもしれませんが・・・。^^;
nakamuraさん
(Romantic Guys 他)
Shinさん
(Hearty Party 他)
ここではnakamura&Shinの割り振り(?)から。贅沢なメンバーですが,事前打ち合わせゼロです。^^; 冒頭のリフはShinさんが,ベースとのユニゾン部はnakamuraさんが担当してます。サビのアルペジオみたいなのはnakamuraさん,そのあとのつなぎのソロがShinさん。この二人は基本的にエンディングのギターバトルに賭けているので(爆),それまでは譲り合いの精神です。^^;
したがって,Harrietのギターサポートは,ギターが単音で音を歪ませて結構表に入れてるフレーズと間奏の感覚的(前衛的?)なギターパートということになります。でも,事前打ち合わせ無しなので,対応できてません。^^;
対する専門のボーカリストもコーラスもおらず,演奏者がそのまんまボーカルを担当しているABO'sはどうしているか?
まず,イントロ・間奏とも,ユニゾンパートをカット。二人ともあのカッティングのリフを弾きます。ええええっ!とHarriet,心の中でお目目まんまる〜。@@
で,nakamura&Shin組が端折ったウラのギターは,はつみさんがしっかり入れてます。あと,間奏の前衛パートはわたしださんがアームを使って鳴らしてます。
わたしださん
(ABO'S 他)
はつみさん
(ABO'S 他)
Harrietはこう読みました。ベースとのユニゾンを入れちゃうと,間奏でギターが遊んでいるところがイントロより音が薄い印象になる恐れがある,かといって,間奏はやはりギターで入れたい,どーせベースがあるんだからユニゾンは全面的に端折りましょう,という判断なのではないかと。これ,Harrietが自分のバンドでよくやる手なのでそう思ったのですが,全然見当違いだったらごめんなさい〜。^^;
ともあれ,ABO'sは,バンドで普段一緒にやってるメンバーだけに,どの音を端折りどの音を生かしどの音を何で補うかをちゃんと考えてあるので,初顔合わせながらキーボードで補うべき音も割合わかりやすかったです。あ,うまく弾けたかどうかは別です,はい。^^;
それにしてもABO'sは,うまいところ・うまいバランスでかなりオリジナリティを入れてますよね。きっと他のAB'Sのコピーバンドも,いろんな工夫をしているんでしょうねー。^^ Guysは本来どういうアレンジで弾いてるのかもいずれチェックしたいですね。^^
Shin(Hearty Party), はつみ(ABO'S), ムラ(Respect), びぃ(翼組 他), ロク(R.Guys)
さて,ご本家はどうしているか? YouTubeに上がっているライブ音源(2:00あたりから)をチェックしてみました。
まず,イントロはユニゾンでギター,入れてますね。シンセで高音域をカバーしてます。オリジナルは質素ですけど,ライブでは安藤さん,かなり派手です。^^; Aメロの繰り返しでは,あのギターを入れていません。ま,ボーカルの都合もありますのでね。Bメロのカッティングは軽快ですねえ。^^ サビはアルペジオと単音リズムギター。間奏の前衛的な音はシンセで入れてます。したがって,ユニゾンは崩してないですね。ただしシンセを多用している分,80年代っぽさが強く出てます。
それでは,2004年のライブではどうなってるかというと,後半でちょろっと松下誠があのギターっぽいフレーズを絡めてますが,全体的にアレンジがシンプルになってるんですよね。間奏の前衛パートは抜いてます。それで,ベースラインが前面に来るようになって,よりAORっぽくなりましたよね。で,私はこちらのバージョンもいいなあと。というのは,最後のギターソロの掛け合いの時に,歌部よりもサウンドが薄くなる,という印象がなくなるので,より掛け合いで盛り上げられる感じになるからです。ベースとドラム(特にシンバル類とバスドラ)が徐々にアドリブ入れて盛り上げておいて,ボーカルにまた戻った時に,エレピがすっきり感を演出しているといったところでしょうか。
いろんなライブバージョンを知った上で,もう少しギターさん同士の組み合わせを入り乱れさせて,スリリングなアドリブ合戦から更なるアレンジが生まれるかも試してみたいものです。^^ (<ギターが4名になってギターサポートがある程度不要になったので,無責任この上ない ^^)
Photo by a2a (2009)
わたしだ(ABO's), nakamura(Romantic Guys), ムラ, まこっちゃん(R.Guys), にゃんこ(ABO's), Harriet
Drums
にゃんこさんと組んで演奏後のTAKAさん
演奏後の「楽しかったなあ」に会場爆笑 ^^
今回,またまたドラムさんが増えました。ABO'sの女性ドラマー,にゃんこさん登場・・・って,おかもっちのドラムを女性ドラマーが叩いてるの??? バレーボールの選手みたいながっしりタイプの方なのかしら?と思ったら!
なんとまあ,華奢なきれいどころではありませんか! 当セッション演奏者の女性が3名になり,ステージ上が一気に華やぎました。^^
それに引き換え,キーボードは今回もHarriet一人。TT ご本家の方もキーボードがいなくて活動休止になっちゃってますが,なんででしょう〜。TT
まあ,それはともかく・・・。
今回の会場,階下にあったのですが,ちょっとした吹き抜けスペースがありまして,階段を上るとこ〜んなコアなアングルで見られました。ドラマガみたいなショットをまずはお披露目。^^
Photo by a2a (2009)
ロクさん 手前は「ボーカル」のびぃさん ^^
© 2009 どぅんが
a2aさん このアングル,カッコ良過ぎ!!!
こうして写真を並べるとドラムセットがモスラー状態です。今年も左利きのa2aさん,まこっちゃんに合わせて,セットの組み換えが行われました。^^
細かい点は昨年のセッションのシーンをご覧いただくとして(上記のa2aさんも,先回同様スティック逆持ちですよん ^^),今回,キーボードがドラムセットの前に設置されたのが先回との大きな違い。^^; 先回は音が篭ってドラムの音,あまり聞こえなかったHarriet,ドラムが真後ろに来て,にゃんこさんの最初の一打にびっくしっ! 演奏中になんとか慣れるものの,ドラマーが交替するたびに・・・。
びぃさんのスネアの衝撃波に倒れるHarriet・・・って,なんで皆笑ってるのよっ!!!
とはいえ,一応バンド組んでますので,ナマ音ドラムには慣れております。だから,ま,びぃさんでも大丈夫ならもう大丈夫だな,と思い始めた頃,ドラムがa2aさんに交替。・・・皆様,左利き仕様になるとですね,スネアの位置がですね,その,少し,あの,右に寄るんですよね。で,オトってのは真後ろよりも耳にダイレクトに来るほうがでかいわけで,そこにきて,スネアがRogersに替わったもんだから,正直,鼓膜が破れるのではないかととっても心配いたしました。
岡本さんがスペ時代に持ってたのと同じスネアに,岡本さんが活動再開後のAB'Sのライブのときに装着していたウッドフープ,というシアワセな組み合わせにも関わらず,あまりの爆音にHarrietは「ぎゃああああああっ!!!」状態。^^; 上のお写真のようにHarrietの何度もお耳を塞いで身体を折るポーズがDVD(出演者限定配布)でお楽しみいただけます。(って楽しまないように。TT )
ちなみに,まこっちゃんのスネアも今回「他の人に叩いてもらったオトを聞いてみたい」という理由でマウントされましたが,これがまたでかいオトで・・・。^^;
なお,まこっちゃんに,オリジナルシェイカーの中身を撮って送ってね,と依頼中です。届きましたら掲載しますので,もう暫くお待ちくださいね。
おまけ:「ほのぼの〜」(2) ドラムなやりとり
びぃさんに打ち方を教えてもらって・・・。
うーん,うまく鳴らせないなあ。^^;
休憩中のワンシーン。ドラム歴7時間のHarriet, びぃさんにオープンリムショットの打ち方を教わって,Destinationのドラムに挑戦・・・って,できるわけないじゃん ^^;
Percussions
AB'Sにはいないけどセッションにはいるという唯一のパートが,パーカッションです。
今回,ちょっとまこっちゃんのパーカッションの使い分けにもスポットを当ててみました。^^
Just A Rainy Blues
この曲は,8ビートのミディアムテンポの藤丸さんらしいAORの名曲。弾いてるととっても気持ちの良い曲です。
Shot by a2a (2009)
(Captured by Harriet)
コンガを叩くまこっちゃん
まず,Aメロ,ドラムが1・2・3・4拍目にサイドスティック(クローズド・リム・ショット)を入れる箇所では,コンガを選択。1小節中8ビートで数えると4つめのところにアクセントを入れてます。Bメロでもそのままコンガですが,ここからは8ビートの最後の2つを強調した叩き方になります。Bメロ最後のドラムのフィルではしっかり抑えて音を消します。サビはBメロとさほど変わらない感じですが,最後の2つの強調箇所を,右左のコンガを1小節交互に叩いてBメロと変化をつけ,コンガ自体の音域を広げています。間奏とエンディングはタンブリン。前半はウラのみで「ン・シャラ・ン・シャラ・」とエイトビートですが,後半になると「シャッシャラ・シャッシャラ」と16ビートで入れてます。
原曲はもちろんギター2本。中村さんが弾いてる表に出てくるギターも必須なのですが,ウラで鳴ってる単音カッティングがサウンドの決め手なのではずせない・・・ということで,このリズムをコンガが引き受けてるということになります。
ちなみに!はつみ&Shinのコンビでは,はつみさん,Aメロ最初はShinさんと同じ表に出てくるギターを弾いてましたが,繰り返しでアルペジオに切り替えてます。だから,楽器間にリズムのかぶりがありません。事前打ち合わせがないとは思えないですねえ。^^;
Others
あーあー,満面の笑みのびぃさん ^^;
さて,他のパーカッションにいきましょう。まず,今回C.I.A.では,HarrietのRolandのシンセでハンドクラップ音を出しました。皆様ご存知のように,シンセのプリセット音にはいろんな効果音が入ってます。TAKEさんのシーケンサーの準備ができるまでの間だけですけどね。^^;
あと,Girlのボーカルがいない!ってことで,びぃさんに頼んだら,いかんじゃん,そしたらコンガがいなくなるじゃん!ってことで,急遽Harrietがにゃんこさんを指名! ^^v
。。。そのときは「え???」という反応でしたが,セッション最後の曲 Do You Remember Meでは,びぃさんと楽しく叩いてました。楽しそうなにゃんこさんの顔と,嬉しそうなびぃさんの顔。(<表現の違いに注意。^^ )なお,もうひとつのコンガはもちろんまこっちゃんが叩いてます。^^
Keyboards
今回,シンセの手配がうまくできなかったのと,シンセって音を作らないといけないのですが,トロいHarrietは持ってないシンセはどの番号にどんなプリセット音が入ってるのか全然知らないので,それならいっそ,と名古屋からえっちらおっちらマイシンセを持って行きました。そのために新幹線では荷物が邪魔にならないよう車両のいちばん前の席を予約,靴もコケないようにと低めのものを。それでも到着した時にはもう帰ろうかしらん〜と思ったほどバテバテ。TT 10代の頃はDX21とKorg Poly=800と辞書を含めた大学のテキストを電車で持ってったというのに(<そして周囲に迷惑をかけた),なんという体力の落ち方でしょう。TT
さて,そのRoland RS-70は「ライブで使う3つめの鍵盤」として2004年に購入したもので,お値打ち価格の上小型軽量おまけに白くて軽い無料ソフトケース付。^^ USB接続できるため,YAMAHA XG Works STを使用するとき,ステップ入力でも使うときがあります。ただし鍵盤が軽すぎて結構弾きにくいので,リアルタイム演奏で入力することはまずありません。
軽量小型が幸いし,今回はエレピに直置き。
AB'Sのセッションには見えませんね。^^
ちなみに,シンセ右上に貼ってある付箋には,曲ごとの音の印象と音色番号がメモしてあります。「キラキラ系Strings」とか「びよんびよん系」とか・・・。^^;
ところで,AB'Sのキーボードは,弾くのはさほど難しくないんですが(<山田さんのトンデモなソロとBorderlineのピアノ除く),コードが難しい上,和音の響きが結構アレンジ上重要なんですよね。で,その響きとHarrietの手癖が全然違うんですよ。音の展開が変われば,そのコードを弾く指遣いも変わるわけで,例えば,,CM7はシドミソで弾くか(このときシとドは親指1本で鳴らす(<手が小さいのと,次の和音にスムーズに移行できるようになるべく指を余らせておくため))か,コードネームどおりドミソシで弾くことが多いので,ミソシドとかソシドミという響きの場合,そのように覚えておかないといけないわけです。しかも,ギターと一緒に演奏して初めてこのコード(しかもかなりのテンションコード)になってるので,全体のコードがCM7でも,そこからエレピがどの音を担当しているのか拾って(大抵2〜3音),どの音を最高音にもってきてるのか(シなのかミなのか等)を聞いていかないとバンドアンサンブルが狂っちゃうんです。つまり,一人で弾いてる分には大丈夫だったアバウトな記憶に基づいたコードは,バンドでは通用しない,つまりコピーしなおしになっちゃうんです。
てなわけで,自分の技術にも音色にもコピーにも自信のないHarriet,自然にボリュームを絞るクセ(クセ?)があります。^^; 今回は後半,「キーボード,音が小さい!」とチェックがうるさい・・・じゃなかった,^^; アンサンブルに妥協のないnakamuraさん退場後,Harrietのキーボードは密かにまたボリュームが絞られたのでした。^^;;;
鬼門のBorderline
ところで,今回もキーボードは一人だったHarriet・・・TT 弾いても弾いても「あと17曲」「あと14曲だよ」みたいなオーディエンスとのやり取りがあったほど,弾いても弾いてもまだ次の曲がある金太郎飴状態で,とにかくもうヘロヘロでした。TT しかし,何故か人気のBorderline・・・。TT 何故2回もあるBorderline・・・。TT
まず初回。とりあえず余力を振り絞って頑張りました。そしたら思いっきし走っちゃいました。^^; そのくせ指はやっぱし回らないしぃ〜。TT で,演奏後の休憩時に,オーディエンスのみかばすさんとらまちゃんさんに,「普通自分の(エレピ)じゃないとあそこまでガンガン弾きません」と言われちゃいました。^^; YAMAHAのエレピは結構頑丈だから大丈夫でしょうが,そーか,フツーはそういうものなのか,と,ちょっと冷や汗。^^;
その後もセッションは続き,2回目のBorderlineの頃はもう振り絞る力もなし・・・。(<かわいそう)ところが映像を見たら,へばってる分走る力もなく,思いっきり走ってた1回目よりマシ・・・ってどういうこっちゃ。^^; 下のお写真は,そのヘロヘロ2回目の時の演奏シーン。
オクターブ和音連続ワザ。
手が小さいので指がぴんぴんに伸びてます。^^;
これは速弾きです。
指が動かないので形がぎこちないったら・・・。^^;
簡単な割に映えるグリッサンド(直前)。
ピアノとオルガンで弾き方が変わります。
不協和音連打をこぶしで。
もうどうだっていいじゃん状態。^^;
この曲,最後ソロバトルになるのが当セッションの恒例なのですが,2回目のときは,Shinさんのソロの一部の3音構成箇所(16ビートなので,例えば「シドソ」を繰り返して弾くと「シドソシ・ドソシド」というふうになって結構トランス感が出る)をHarrietが冒頭で受けて,最後1拍6連の速弾きで終わったら,はつみさんが今度1拍6連で始める,みたいなやりとりになって,なんかちょっとご本家のAB'Sっぽくて嬉しかったです。^^
おまけ:「ほのぼの〜」(3) キーボードなやりとり
Borderlineの肘打ち(上腕打ち)時,すぐ脇にいらしたわたしださんがのけぞって笑ってたのをHarrietは見逃しませんでした。何故ソロのたびに笑われる??? おかしいわねえ。^^;;;
わたしださん,まだまだ余裕,微笑む程度です
Borderline2回目のソロの肘打ち後
ほらね,のけぞって爆笑してるでしょ? ^^;
そんな,手をたたいて笑わなくても・・・ ^^;
Harrietもついついつられて笑ってますが,
当セッションでソロ弾いて笑われてる人,他にいません TT
ところで,エレピを弾く時に,どうしてもアコピと同じように弾いちゃうので指を痛めると言ったところ,わたしださんから,弾き方を変えなきゃだめだよ,とご助言いただいたんですが・・・エレピの場合どうやって弾けばいいのかよくわかりましぇん。^^; 今度教えてくださいね,わたしださん。^^
Bass
今回,ベースにまで踏み込めなかったので,今度ね,今度。^^;
演奏楽曲
※太字:演奏希望で出したメンバー
- Deja Vu
- わたしだ(Vo/G),はつみ(Vo/G),びぃすけ(Vo), TAKE(B), にゃんこ(Ds), Harriet(Key)
- 〜Dee-Dee
-Phone - わたしだ(Vo/G),はつみ(Vo/G), びぃすけ(Vo), TAKE(B), にゃんこ(Ds), Harriet(Key)
- In the City Night
- はつみ(Vo/G),わたしだ(Vo/G), ムラ(B), にゃんこ(Ds), Harriet(Key)
- Japanese Punkish Girl
- びぃすけ(Vo), なおっち(Cho), nakamura(G/Vo), TAKA(B), ロク(Ds), まこっちゃん(Per), Harriet(Key)
- Just a Rainy Blues
- びぃすけ(Vo), なおっち(Cho), nakamura(G/Vo), はつみ(G),どぅんが(B), ロク(Ds), まこっちゃん(Per), Harriet(Key)
- Dead or Alive
- びぃすけ(Vo), ムラ(Vo), nakamura(Vo/G), なおっち(Cho), TAKE(B), ロク(Ds), まこっちゃん(Per), Harriet(Key)
- Asian Moon
- わたしだ(Vo/G),はつみ(Cho), nakamura(G/Vo), ムラ(B), にゃんこ(Ds), まこっちゃん(Per), Harriet(Key)
- Do You Remember Me?
- nakamura(G/Vo), はつみ(G), なおっち(Vo), B: TAKA(B), びぃすけ(Ds), まこっちゃん(Per), Harriet(Key), TAKE(Handclapping)
- C.I.A.
- わたしだ(Vo/G), はつみ(G/Vo), ムラ(B), ロク(Ds), まこっちゃん(Per), Harriet(Key), TAKE(Effect)
- Cry Baby Blues
- びぃすけ(Vo), Shin(G), nakamura(G/Vo), どぅんが(B), ロク(Ds), まこっちゃん(Per), Harriet(Key)
- Destination
- TAKA(Vo), なおっち(Vo), nakamura(G/Vo), Shin(G), TAKE(B), びぃすけ(Ds), まこっちゃん(Per), Harriet(Key)
- Borderline
- はつみ(Vo), Shin(G), nakamura(G), なおっち(Cho), ムラ(B), まこっちゃん(Per), にゃんこ(Ds), Harriet(Key)
- Dead or Alive
- びぃすけ(Vo), なおっち(Cho), nakamura(G/Vo), TAKE(B), a2a(Ds), まこっちゃん(Per), Harriet(Key)
- Correspond-
ence - びぃすけ(Vo), なおっち(Cho), nakamura(G/Cho), Shin(G), TAKE(B), a2a(Ds), Harriet(Key)
- Girl
- びぃすけ(Vo),はつみ(G),Shin(G), TAKE(B), まこっちゃん(Ds), にゃんこ(Per), Harriet(Key)
- Borderline
- わたしだ(Vo),はつみ(G/Vo), Shin(G), TAKA(B), まこっちゃん(Ds), Harriet(Key)
- Deja Vu
- わたしだ(Vo/G), はつみ(Vo/G), TAKA(B), びぃすけ(Ds), Harriet(Key)
- Dee-Dee
-Phone - はつみ(G/Vo),わたしだ(G/Vo), ムラ(B), びぃすけ(Ds), Harriet(Key)
- Destination
- わたしだ(Vo/G), はつみ(Vo/G), TAKA(B), にゃんこ(Ds), Harriet(Key)
- C.I.A.
- わたしだ(Vo/G), はつみ(G/Vo), どぅんが(B), にゃんこ(Ds), Harriet(Key), TAKE(Effect)
- Fill the Sail
- びぃすけ(Vo), はつみ(G),Shin(G), ムラ(B), ロク(Ds), まこっちゃん(Per), Harriet(Key)
- Just a Rainy Blues
- びぃすけ(Vo), はつみ(G), Shin(G), どぅんが(B), ロク(Ds), まこっちゃん(Per), Harriet(Key)
- Do You Remember Me?
- わたしだ(Vo),はつみ(G), Shin(G), TAKA(B), ロク(Ds), まこっちゃん(Per), びぃすけ(Per), にゃんこ(Per), Harriet(Key), TAKE(Handclapping)
はりちゃんスペシャル -- Guitar Gear(1): わたしだ 2009
今回もギターさんの機材スペシャルコーナーを設けました。^^
Guitar
© わたしだ2009: Fender Japan Telecaster
--ちなみに,わたしださんに,テレキャスを選択した理由を伺ったところ・・・
「良い音だったことと、
形が好きだったからです。
要するにフィーリングってやつです。」(わたしだ)
とのことでした。^^ にゃるほど!
テレキャスを愛用されてるわたしださん,エフェクト類も比較的シンプルです。^^
Effects
© わたしだ2009
(左)MXR製「Carbon Copy」(MOD付アナログディレイ)(右)Xotic effects 製「AC+」(ブースター)
てなわけで,わたしださん,ありがとうございました。^^
わたしださんのエフェクト類参考サイトもご参照くださいませ。^^
- モリダイラ楽器MXR Carbon Copy解説ページ
- Xotic AC+ 解説ページ (メーカーサイト)
はりちゃんスペシャル -- Guitar Gear(2): Shin 2009
すっかり恒例となりつつある,Harrietによる「Shinさん機材直撃取材シリーズ」第3弾。(<毎回タイトルが違う。^^; )
Guitar
今回Shinさんが使用されたギターはJames Tyler Studio Elite HDというモデルです・・・あれ?一昨年もJames Tylerでしたが,機種名が違いますねえ???
・・・てなわけで,Shinさんに日頃のギターの使い分けについて伺ってみました! ^^
James Tyler Classic Custom
James Tyler Classic Custom 弾いてるのももちろんShinさん ^^
「一昨年の第一回セッションの時に使用し、その後に改造を施したので、当時と趣が若干異なっていますが・・・」
「このギターは確か2003年に購入したもので、僕がJames Tylerにはまる切っ掛けになったギターです。シリアルナンバーは 02178なので、2002年の作品だと思います。とにかく生で弾いてもバカでかい音がしたので驚いたことを記憶しています。当時、Tylerのギターは当たり外れがあることから賛否両論でしたが、これは間違いなく大当たりのギターでした。昨年、自分が求める音が変わってきたので、ピックアップを含め電装系の大幅な改造を施した結果、今でもメインギターとして活躍しています。」(Shin)
「求める音」について具体的に聞いてみたーい♪ ^^ (Harriet)
James Tyler Studio Elite HD
写真提供: Shinさん
James Tyler Studio Elite HD
「この前のセッションの時の黒いTyler(Studio Elite HD)は今年購入したギターで、これもまたやばいギターです(笑)Classic Customに比べ、音の分離が良過ぎる分、ややバンドアンサンブルの中で浮いてしまう傾向があります。なのでインストを演る時には使い勝手が良い気がします。この前のAB'Sセッションでも、イマイチ他の楽器との溶け込みが悪かった感じもしますが・・・多分ボーカルさんは嫌がるのではないかなと・・その位、存在感のある音がするギターです。
一方、Classic Customはオケに溶け込みやすく、歌物のバンドに合っていると思います。ただし、ボーカルの力量が高くないと駄目みたいです。このギターに負けない声量を持ったボーカルには最高にマッチしますね。今やっている、Jam Bayと言うバンドのボーカル、ハレル君との相性は最高です。」(Shin)
ちなみに,この日Shinさんは,セッションの前に「ふかいボー」(<Deep PurpleとRainbowのコピバン!)のリハがありましたので,このギターの選択はその絡みもあるかもしれません。^^ (Harriet)
こちらのサイトもご参照くださいませ:
- James Tyler (メーカーサイト)
- Kitahara Gakki (取り扱い店による解説サイト)
- james-tyler.jp (James Tyler Fan Site) (<コアです!)
Fender Stratocaster
Fender Stratocaster
「逆に声量のないボーカルさんの場合は、Fender Stratocasterを 使うことが多いです。ギターの存在感を低くする時に無難なので・・・ (笑)」
「そんな感じで、ギターを使い分けていますが、どうしてもこのギターを弾きたいって時は、歌い手さんのことなど無視して好きなギターで弾くこともありますが(笑)」(Shin)
な・・・なるほど。^^;
サウンドに浮く・浮かないや,存在感については,シンセにもあります。ただ,シンセの場合はメーカー間の音作りのコンセプトに比べると,同じメーカーのシンセ同士で音が凄まじく違う・・・ということは(モノにもよりますが)意外とそれほどないのではないかと思います。てなわけで,Shinさんへのインタビューは,もうちょい続きます。^^v (Harriet)
Effects
© Shin: エフェクト類
「エフェクトボードはDurham Electronics Sex Driveが、OKKOのTwinSonicに変更になっただけで、昨年とほぼ同じです。」(Shin)
てなわけで,Shinさん,ありがとうございました。^^
はりちゃんスペシャル -- Guitar Gear(3): はつみ 2009
ABO'sのもう一人のギタリスト,はつみさんの機材が当レポ初登場!
Guitar
Tokai Talbo(1982)/ Fender Telecaster(1978)
「ふだんのメインはTOKAI TALBO(82年製造)とFENDER Telecaster(78年製造)をサウンドの傾向で使い分けてます。古いロックとかソウル系は後者、それ以外の全ては前者という切り分けです。ちなみにTALBO弾いてるとき(2009/10)とテレキャス弾いてるとき(2009/06)とでは、わたしの体重は10キロほど変わってます(笑)。」(はつみ)
Tokai Talbo Series
Fender Telecaster
・・・なんか,ビフォー・アフター(アフター・ビフォーか?)のようになってしまいましたが ^^; 皆さん,はつみさんの体型ではなくギターを見ましょうね,ギターを。^^ (Harriet)
Parker Nitefly Series
「Parkerは上記2台と比べると比較的オシャレというか80年代スタジオミュージシャン系の音がアンプ直でも出しやすいのでその手のサウンドが求められるときに使うことが多いです。もちろんABO'Sでは全面的に使ってます。」(はつみ)
「で、以前ABO'Sのリハ帰りに松下誠氏のライブへ行った際にサインを頂きました。落ちないように水性クリアラッカーを5回くらい重ねてコートしてます。(一回塗ったら数日おいて完全に乾いてからまた吹きつけ)」(はつみ)
まこっちゃんのサイン入り ^^
おお!まこっちゃんのサイン〜。^^ 「ABO'sのギターさんが,Paradigm Shiftのライブの時にギターにサインしていただいてた」とうちのBBSでも話題になりました。^^ こちらのギターが,今回のセッションでの使用ギターでございます。^^ (Harriet)
こちらのサイトもどうぞ:
- Parker Nitefly Series (メーカーサイト)
- (株)東海楽器 (メーカーサイト)
しかし,ギターのメーカーもいろいろありますねえ。^^;
Effects
Fulltone GT-500/ Visual Sound H2O
写真提供: はつみさん
「エフェクターは、ABO'Sはじめたいていは上記2台で済ませてますが、歪みモノ(Badcat 2tone/Boss BD2 Keely Mod./Fulltone OCDなど)、ワウ(BUDDA)フェイザー(EH SmallStone)ディレイ(MAXON、Arion、Ibanezほか)を、そのとき必要となるサウンドに応じてチョイスし、差し替え/追加してます。」(はつみ)
参考サイトも併せてどうぞ ^^:
てなわけで,はつみさん,ありがとうございました。^^