収容人数の割には狭いところだなあ,と最初は驚きました。座っていても,横を誰か通るたびに椅子を蹴られまして・・・。(笑) ところが,いざ始まってみると,この狭さがよかったのか,非常にアット・ホームな雰囲気で,すごくいいライブだったように思います。メンバーの皆さんも非常にリラックスしていて,やっぱりハードなツアーより気楽なのかな?と少し羨ましい気も。ステージも低めで,おかもっちや山田さんのキーボードの腕の動きもよく見えて,結構得した気分でした。予約が遅くて席が後ろの方だったので,前の人の位置で,おかもっちの見え方が微妙に変わりましたが,後半はしっかり見えてラッキー!
誠さんのソロで始まり,めちゃくちゃキレのいいスットコ・フィルが入りました。ハコが小さいからか,ドラムの音がでかいでかい。
で,おかもっち,ミスりました。(笑) 本来ドラムをうるさく叩くのは2番なのに,1番でどかどかと・・・。でも,あのどかどかを入れる前に,誠さんがおかもっちの方を少し振り向いたように私には見えました。それで,それに呼応しておかもっちがどかどか入れた・・・と思ったら,入れた途端に,今度は誠さんと直樹さんが二人で一斉におかもっちの方を振り向いたので,これで初めて,あ,ミスったんだ・・・と。(笑) あれは誠さんが紛らわしいことするからいけない! 「ドラム,相変わらずうるさいなあ!」と思わず見てしまったでしょうか。(笑)
さて,その本来入れるドカドカ部分は,2小節に渡る(多分)フラムを絡めてのタイコ連打で,シメはロータムからフロアタムへの,これまためちゃくちゃキレのいい3連符でのフラム。これにまた直樹さんが振り向いてました。(笑) 名古屋ではこんなにハデに叩いてなかったですよ,岡本さん! あと,今回は「スットコ・ドッコイ・タン・タン!」 という新たなバリエーション・フィルも聞けました。
ここでしたっけ,おかもっちがこの「どかどか挿入箇所勘違い」を誠さんと直樹さんにツッコまれたのは? だいたいドラムがでかいとか,サウンドチェックのときにドラムがセットされると叩きたくなって叩くので,うるさくて仕方がないとか,さんざん誠さんにイジめられてました。(笑) 直樹さんもそれに便乗してました。(笑)
とてもゴースト・ノートとは思えないほどでかい音のゴースト・ノート入りハーフ・タイム・シャッフルで始まりましたが,ドラムは他は割合オリジナルに近かったと思います。実はこの曲のとき,前の方の座り位置が微妙にずれて,あんまりおかもっちが見えなかったので,代わり・・・ということではなく(ほんとです!),バッキングの入れ方がオリジナルよりも遊んでた感じがして,つい面白くて山田さんの焼けた腕ばかり見てました(笑)。今回はエレピの音がかなり大きかったので,随分聞き取りし易かったです。最後,ブレイクのところのなんですが,1小節目で山田さんがバッキングをそのまま入れて,次の小節ではバッキングがなくなってベース・ソロが入る,というパターンになってました。オリジナルはずっとバッキングが入ってるのですが,これ,どうなってたんでしょう? ライブでは完全にブレイクするつもりだったのを山田さんが間違えて入れちゃって,それを直樹さんがフォローしたのでしょうか? それとも,別パターンが実は用意されていたのでしょうか? 横浜でのライブをご覧になった方,情報ください。
MC:この曲のできた背景の紹介がありました。歌詞の依頼についての誠さんの感想が笑えました。ここで,AB'Sのカラオケの紹介が。全員の曲が1曲ずつピックアップされていて・・・という話で,藤丸さんがDestination,直樹さんがDeja Vu,山田さんがThe Planet ...,誠さんがCorrespondence,おかもっちが In The City Night で・・・とのこと。それから,直樹さんが,メンバー全員に話題フリ宣言。トークの内容は今後のライブでも披露されるかもしれないのでここでは控えますが,それぞれの曲の合間に長いトークが入るという,「音革命」のような構成になりました。トップ・バッターは山田さん・・・といっても,ここではまださほど長いトークはありませんでした。
※記憶が混乱してます。この箇所を含め,トークの順番が違っていたら,お知らせいただけると幸いです。
すみません。今度は間奏部分で,藤丸さんが前に出たら,私の位置からだとドラムが全く見えなくなってしまいました(笑)。でも,こんなカッコいいギターの曲では是非前に出て欲しい・・・。だから,ここではギターを楽しんじゃいました。(笑) ツイン・ギターがほんとにカッコいいですね〜。この曲ではおかもっちがコーラスを担当するので,曲の前に後ろにあったマイクをくるんと回してセットしてました。名古屋では直樹さんのMCが功を奏してみんなで手拍子したこの曲,今回は手拍子なしでちょっと寂しかったです。
ところで,確か間奏前の小間奏のアレンジが変わってて,少し長くなってた曲があったと思うのですが,この曲でしたっけ? それともThe Planet...でしたっけ? わかんなくなってるってことは,歌ってるおかもっちに気をとられてた可能性のあるこの曲?(笑)
MC:ここでのトークの主役は藤丸さん。(もちろんトーク中の司会はすべて直樹さん。この個性的なメンツを仕切ってる直樹さんってえらい・・・。) この箇所での長いお話し中,誠さんがいつの間にか座ってタバコを吸っていたのを見た藤丸さんが,(次が自分の曲なのにも関わらず)「オレも吸いたい!」と言って吸い始めました。このときのおかもっちの,自分も吸いたいと言おうかどうしようか迷った挙句に言い出しそびれ,ちょっと羨ましそうなカオをしたのを私は見逃しませんでした。(え?気のせい?(笑)) その後藤丸さんの曲紹介。どうも藤丸さん,自分で曲名の意味を言ってから自分でツッコむクセがあるようです。(笑)
スティックは,先っぽを「チップ」,チップの下の細い箇所が「ショルダー」,普通持つ場所を「グリップ」というのですが,この曲では左はそのショルダー部分を持って叩いてました。サイド・スティック(クローズド・リム・ショット(スネア・ドラムのリムだけ叩いてタイコ自体は叩かない奏法))というのがあるのですが,そこから普通のショットに移るとき,ジェフ・ポーカロは,スティックをくるんと回して,普通に叩くんです(TOTOのLIVEで見る限り)。ところがおかもっち,普通にスネアを叩くときもクリップ部分で叩いてました! そのため,スネアの音色がちょっと重めの深い音になって,ミディアム・バラード(といっていいのかな?)の曲の雰囲気によく合っていたように思いました。演奏後に再びくるんとスティックを持ち直して,次の曲に備えてました。
すみません。また山田さんに気をとられてました。(笑) なんせ専門はキーボードなので・・・。お許しください。私の場合,だいたいどっかにいっちゃってるときは頭の中でコード分析してることが多いので,今回も多分それです。普通のコードじゃないですもんねー。(笑) 山田さん,和製David Fosterと呼ばれてますが,David Fosterって,もう少しわかりやすいコード使ってませんでしたっけ・・・?
課題はイントロのシンバルでした。右がライド,左はクラッシュ・シンバルと,シンバル両刀でした! 左のシンバルを打つときはかなり細かい動きになっていて,このときのおかもっちの左はレギュラー・グリップでした!このあたりの使い分けは,今回伺ってきましたので,また後日ご報告します。ただ,CDとは実際いろいろ変えているそうですが・・・。間奏はライドとハイハットでした。で,この持ち方,もう1曲どこかで使っていたと思うのですが,それが TONIGHTだったかどうだったか・・・。チェックしてた方がいらっしゃいましたら,教えて下さい!
[Apr.16,08 追記]・・・She's Like Falling Rainですね,多分。^^;
ここでの課題はドラム・ソロ。やはり,右がフロア・タムで,左がスネア,ハイハットはペダルでした。かなり強く4ビートで踏んでました。最後のギターソロの応酬では,ソロでない部分の演奏をチェックしましたが,自分の担当フレーズをそのまま演奏していて,特に相手がソロに入るからとバックで弾くフレーズは変えていませんでした。このソロの応酬はすごかったですねー!!! 例えば,誠さんがカッティングを絡ませたフレーズを弾くと,藤丸さんがそれを受けて同じようにカッティングを絡ませながら違う発展のさせ方をして,さらにそれを聞いた誠さんがにやっと笑って(きゃー!!!)),また違うフレーズを弾く,といった具合に,お互いに相手のソロを聞いて,「そうか,そうきたか,だったらこう弾いてやる!」みたいな感じが伝わってきて,非常にスリリングで素晴らしかったです!
みじかーいカウントで始まるライブ・バージョン(つまんない???)は,おかもっちのボーカルがあります。このボーカル・マイクをいったいどこで後ろに戻してたっけ?というのが,私のひそかな課題だったのですが(笑),チェックしました。間奏に入る直前のブレイク時です。この曲のエンディングのギターもすごかったですね。ギターソロ応酬の場合は,いずれも,誠さんが最後「このあたりで」と直樹さんに合図し,直樹さんからおかもっちに合図し,合図の途端に最後のフィルに入っちゃってました。
イントロでまず32分でのハイハット連打部分をチェックしました・・・が,どうも昨年より動体視力が更に下がったらしく(夜な夜なパソコンで遊んでいるからか?),線も見えなくなっちゃいました。(まるで視力のチェックに来たみたい?)。でも,音はちゃんと32で鳴ってるので,間違いなく32で叩いてます。(笑) 前に座っていた方が,ピッコロ・スネア(・・・と,おかもっちは呼んでましたが,このサイトでは「サイド・スネア」になってます)のリムを使った「カカン!」という音に反応してドラムを覗き込んでました。(笑)
この曲も,左のスティックが逆持ちだったと思います。
ブラシ。黒のブラシ。やっぱりステージが低いといいですねー。今回はスティックの持ち替えが非常によく見えました。ということで,完全にブラシでした。()笑) エンディング部ではオリジナルと違ってコーラスで終わります。ドラムが終わるとおかもっちのコーラスが入れ替わりに入りますが,おかもっちのパートは「ドーーー| レーーー| ミーーー|ファーーー」です(「ドー」って歌ってるわけではありません。Wooで読み替えて歌ってみてください)。
5人全員によるアカペラ・コーラス。日本の某有名なコーラス・グループは微妙に音が狂っていて,私はいつも聞くとむずむずイライラして逃げちゃうんですが,この5名はばっちりでした。服装とハーモニーのギャップがまたなんとも・・・。(笑) 楽器弾くの疲れた場合は,これからアカペラ・コーナーで繋ぐというのはいかがでしょうか。(笑)
ベース・ソロで始まる超カッコいいこの曲。それぞれソロ・パートの見せ場があります。そして,皆さん,遊んでくれました! 最後の曲ということで,ドラム,エンディングでチャイナ・シンバルを8ビートで叩いてました!!!
二度目のアンコールは曲がないから,と再びこの曲。2004年の名古屋でも,再アンコールは1曲目にやったDestination でした。(笑) 前回の名古屋で既に演出は見ていたので,最初でジャンプやハウリングがないな〜と思ったのですが,ここで出てきました。いざというときのために,直樹さん,担当箇所をセーブしていたようです。さすがフロント中央。ただし,ジャンプはステージ上の天井が低かったので,ちょっと恐る恐る・・・でした。(笑) なお,最初の方でボーカル・マイク,少しハウってたので,入れる必要なかったというのもあったかも。ここではおかもっちはもうミスりませんでした。(笑) そして,どかどか場面のフィルは完全に変えて,フラムを控えてタムを流す連打のタイプだったように思います(誠さんに音がでかいとさんざん言われてたので,1曲目よりちょっと抑えたかも(笑))。この曲はみんなの手拍子が入りました。やっぱりMCで振りがあると,入れやすいですね。
やっぱり,AB'Sはライブ・バンドですね。なのにまだCOJ しか出てないなんて最早犯罪です。絶対ライブ音源とライブDVDを出すべきでしょう! コストに問題があるなら(笑),ホームビデオでもいいので(笑)。仕事を持ってたり,子育てがあったり,遠方だったり,介護があったり,体調が悪かったり・・・で,みんながみんな,ライブに行けるとは限りません。それに,行けたら行けたで,やっぱりその瞬間を残しておきたい! ほんとに,前向きにご検討いただけたらな・・・と思いました。
ところで,今読み直したら,ほんとにドラム・ネタばっかりですね。(笑) 掲示板やメールでのライブレポート,大歓迎です!!! 熱くAB'Sを語ってください!
[Apr.16,08 追記] ちなみに,今でも募集中です。^^v