濱田金吾
濱田金吾; Kick Back Cafe, Mar.22,08
Reported by Shokoさん
金吾さんのライブには珍しく、傘の心配をしなくてもいいほどの好天。むしろ、日中は日傘が必要なほどのお天気でした。
しか〜し、ステージの上では鼻がグシュグシュ。花粉症です。
最も重症なのが誠さんで、この日、起き抜けに鼻血が出てしまい、病院に寄ってからの会場入りだったとか。
ライブの最中も鼻をすすったり、涙や汗をふいたりと、見ているこちらが辛くなるような状態でした。お気の毒です…。
金吾さんからも、「曲の間にズズッて聞こえたら、ボクかマコトのどっちかを当てるのも、今日のライブの楽しみ方だね!」なんて言葉が出ました^^;
ホントに、曲のクライマックスで“ハックション”とか“ズズズッ”とか聞こえたら、どういうリアクションをとるべきか、本気で考えてしまいましたよ。
そんな調子なので、1部での誠さんはほとんど無言。ただただシンドそうなお姿でした。
この日は、ドラムが松藤さんに代わって多々良さん、キーボードが山田さんに代わって松田真人さん(通称:先生)のNEWシルバーシーツでの登場です。
その名に恥じず(?)、楽屋では皆さん、薬自慢で盛り上がるとか。「オレは3種類飲んでるよ」「ボクなんか、1回4種類、一日12錠だぜ!」…とか? 悲しすぎます。
2部の最初は金吾さんのソロで3曲ほど。その後、先生を呼んで名曲『ビリーホリデイに背を向けて』。
この曲は、Paradigm Shiftが全ての演奏を引き受けたアルバムの収録曲です。先生の演奏でのオリジナルを聴けるなんて、本当に幸せ者だ〜!
さて、休憩の間に薬が効いてきたのか(?)、2部の誠さんはいつもの通り。パワフル時々お茶目でした。
2部でのメンバーの自己紹介は、金吾さんの提案で"最近ハマッているもの、自慢したいこと"をアピールすることに。
誠さんはなんと、長年悩まされていた腰痛が解消したそうです。
徳永英明さんのツアーでのバス移動中、座席ポケットにあった通販雑誌で腰痛解消グッズを見つけ、購入。腰に巻いた幅広ベルトに空気を入れて膨らませると、腰が伸びて矯正されるというもので、お値段2万円也。
今まで何をやっても治らなかった腰痛が、最近はすっかりなりを潜めているそうです。金吾さんがここで提案「1回1,000円でレンタルしたら? 20回で元がとれるよ」。誠さんも「じゃ、入口に電話番号貼っておきますから」…って、決して完治した訳じゃないと思うんだけど。
今年もまた徳永さんのツアーが始まるそうなので、持っていった方がいいと思いますよ。
誠さんからは、他にも医療用アルカリイオン水生成器をオークションで安く買った(5年前)とか、最近ハードディスクが壊れてデータ全滅などという話も出ました。
それから、金吾さんから「楽屋で皆で並んで写真撮ったんだけど、どういう訳か、後ろにいるマコトにピントがあっちゃうんだよね。なんでかな〜?」とまた体型についてツッこまれ、「もうこれ以上、大きくなりたくない」とこぼしてました。
金吾さんと誠さんの体型ツッコミ合戦は毎回繰り広げられますが、本当にメタボ検診に引っかからないでほしいものです(~_~;)
あ、この時の楽屋写真は、先生のサイトのDiaryで見ることが出来ます。
この日のギターは、濃い紫色のストラトでした。以前、Paradigm Shiftのライブで使ったもので、これ1本で最後まで通しました。
Harrietから一言付け加え〜♪
なんか,音楽の割りにMCがアレですよね。(爆) でも,ファンにとってはMCというのは,そのアーティストの普段の様子がわかる大事な大事な情報源でございます。^^ 誠さん,腰痛ベルト,是非是非私に紹介してくださいませ〜♪
ちなみに,濱田金吾さんのブログに,リハ中のまこっちゃんのお写真発見! ^^v わかりやすい髪型なので探しやすくて助かります。^^
Nebula
NEBULA 松下誠・伊藤広規Project 責任醸造空間Vol.3
〜春の訪れ〜生命の息吹〜; Kick Back Cafe, Apr.4,08
Reported by Shokoさん
2週間前の金吾さんライブでは花粉症で辛そうだった誠さん。KICK BACK CAFEに着いた時、ちょうど一服しに外に出てきたところで、世間話を少し。
花粉症は相変わらず「サイテー」だと言ってましたが、どうやらピークは脱したようで、この日のステージでは鼻をすすったりはしていませんでした^^;
KBCではいつも、ライブが始まるまでステージのスクリーンに映像を流しているのですが、昨日はいつもとは少し様子が違いました。
妙に凝った映像、時々現れる"NEBULA"の文字…。小野寺さんという映像アーティストに特注したものでした。
都市の風景、公園の遊具、人並みなどの映像に二重三重に視覚エフェクトを重ねて、今回の"春の訪れ""生命の息吹"というテーマを表現していました。
そしてスペシャルゲストの小暮絹誉さんが、ダンスで花を添えます。
パントマイム風にゆったりと、コミカルに元気よく、リボン(新体操の)とヴェールで神秘的に…。曲と映像のイメージに合わせて、狭いステージを目一杯使ってのパフォーマンスでした。
肝心の演奏は、それはもういつもの通り、時間を忘れて楽しんでいました。
とにかくどちらかが"終わり"の合図を出さない限り、延々と続くのは確実。合図を出しても、演奏に没頭してなかなか気付かなかったりもするけど、それはそれで楽しかったりして(^.^)
インプロヴィゼーション・セッションですから、ナマでその場限りの演奏を聴かないと意味がないというか、そういう意味ではiTunes配信はど〜なんだとも思うのだけど。
そういえば昨日はその話、一切出ませんでした。このまま自然消滅しちゃうのか〜???
で、もう一人の"サプライズゲスト"は、広規さん曰く「地元の超有名ミュージシャン」山下ナオキさん。1部、2部とも2曲目から、パーカッションで参加されました。
ドラムセットを置くとステージの4分の1は埋まってしまうので、ドラムとダンスの両方は無理だと思っていましたが、タンバリン等の小振りなパーカッションなら大丈夫。それでも時々、リボンが引っかかったりしていましたが。
ライブにダンサーが登場すると聞いた時は、イメージが固定されてしまうような気がして、正直すごく不安だったんだけど、私にとっては大丈夫でした。
広規さんは「映像とダンスがあると、演奏中の手元を見られなくて済むからイイね」なんて言ってましたが、それは確かに。
今までは映像も大人し目だったので、聴衆の視線は誠さんと広規さんの手元に行っていたけど、昨日は皆さん、映像とダンスに目を奪われていたようです。動くものに目が行く…人間も動物ですからね(^^)
まぁ、それが目的だということはないでしょうけれど。何故ダンスだったのか、ちょっと聞いてみたいですね。
NEBULAのライブでは、MCは広規さんが主に担当。それも昨日はほとんどなく、曲の紹介をする程度でした。誠さんもNEBULAの意味を説明する程度で、演奏と映像とパフォーマンスをじっくり堪能できた2時間半でした。
次回の予定は7月初め頃ということです。 梅雨、初夏、海、七夕…、次はどんなテーマで来るのか、すごく楽しみ。環境音楽に関心がある方は是非!
Shokoさんのおまけ感想:
う〜〜ん、難しい。これは実際に体験してみないと分からない感覚なので。
演奏している二人を、そのままずっと自分の家に置いておきたい感じ。なんかね、本当に心地いいんです。
最後に広規さんが「寝たくなったら、また来て下さい」なんて言ってましたが(ホントに寝ている人もいました)、寝てしまうなんてモッタイナイ! 私の場合は、眠くはならないけど思いっきりリラックスできます。
あれだけの濃密な時間を、昨日は聴衆25人くらいで堪能してしまいました。ものすごい贅沢をした気分です。
Harrietからのおまけ〜♪
このライブのフライヤーが春してます。^^
Harrietから一言付け加え♪
Nebulaのライブはですね,Future Daysと共に,今私が最も行きたいライブのひとつですね。なんか,実現しようとしているところが音楽にとどまらず,アートの世界にまで踏み込もうとしているというその意気込みと,その割にはアバウトっぽいノリ(のような気がするのです・・・どうなんでしょ?)のギャップが,なんかShokoさんのレポートを読んでいて,ものすごく好奇心をそそられます。^^ ・・・でも,名古屋には来ないでしょうね・・・。TT