Navigation 2009
Future Days
Future Days 主催 新年会ライブ
〜青ちゃん早く元気になってね〜; 渋谷JZ Brat, Jan.7,09
Reported by Shokoさん
本日、Future Days新年会ライブに行ってまいりました。Topページで“20777”という縁起のいい数字だったので、勢いで簡単ですがご報告致します。
Future Daysのライブといっても、ご存知の通りDr.青山純氏が病気療養中のため、今回は青純さんのご子息・英樹氏をDr.に迎えてのライブです。普段はバリバリのハードロックバンドで叩いているそうですが、今日はネクタイを締めたいでたちで、少々おなかの出たオジサン達に囲まれて、それでも頑張って叩いてくれました。
「青純さん抜きではFuture Daysの曲は出来ない」とのことでしたが、スタートは『Repression』、本編〆は『Future Days』を演ってくれました。
『Future Days』は10年以上前に作られた曲ですが、具合が悪くてセッションのスタジオに来られなかった青純さんのために作ったそうです。
「後から歌詞を読み返すと、青山に向けて書いたのに結構自分にも当てはまっていたりする。"いい曲"って、自分に返ってくるもんだな〜と感じた」とは誠さんの弁。
それにしても誠さん、おなか出過ぎです。見た目、妊娠6〜7か月といったところでしょうか(~_~;)
Future Daysの曲が出来ないので、ゲストをお迎え。
1部は南沢カズさん(広規さんとKKセッションを組むブルースシンガー)、2部は歌姫・小川美潮さん。そして1部の途中からKb.に佐々木久美さんです。
Future Daysメンバーとは、スタジオやセッションで長いつき合いのある人達で、息もピッタリ。
カズさん、カッコよかったですよ〜。高円寺ジロキチでのFuture Daysにも飛び入り参加しましたが、今日はじっくり4曲堪能させてくれました(ちなみに誠さんはカズさんのRainey's Bandにも非常勤で参加しています)。
2部では広規さんが楽譜を間違えてやり直しというハプニングがありましたが、ま〜新年会ということで("Future Days" 特製カクテルをズズッとすすった後の演奏でしたから)。
なんと、このメンバーでカーペンターズ『Close To You』、ビートルズ『In My Life』なども聴けました(実はどちらも私のカラオケの持ち歌。こんな贅沢なカラオケ、私もやってみた〜い…けど、畏れ多くてきっと歌えない(>_<)。
会場には青純さんに向けてのメッセージカードやノートが用意され、メンバーの青純さんへの優しい気持ちが本当に強く感じられました。休憩時にはスクリーンに「早く良くなってね」という言葉とFuture Daysの写真が映し出されたり…。
英樹くんのプレイも素晴らしかったですが、やっぱり一日も早く回復してもらって、本来のメンバーでライブを見たいものです。
Harrietから一言付け加え♪
そうですね。そもそもこのFuture Daysは,メンバーが揃ったら「奇跡」と言われる程(笑)多忙なスタジオ・ミュージシャンばっかりが集まったバンドですが,それだけに,体調管理の大変さが伺われます。
でも,エキストラで補われずにこんなふうにライブの趣旨を変えてまでメンバーが尊重されるというのは,本当にがっちりと組まれ,互いに最高水準まで信頼しきった間柄なのでしょうね。^^ AB'Sのキーボード待ちもその裏返しと思えば素直に待てます。寂しいですが。TT
さて,アオジュンさんはこの後順調に回復されまして,BS&T Studioでドラムスクールの予定も! 徳永さんのツアー後に,Future Daysのライブもありそうな気がしないでもないですね。^^ 私のスケジュールにぴたっとハマるといいな〜。^^
Nebula
NEBULA: 松下誠・伊藤広規Project 責任醸造空間Vol.6
〜"萌芽" 〜春が芽吹く頃に〜; Kick Back Cafe, Feb.26,09
Reported by Shokoさん
突然ですが、NEBULAライブ第6弾(@KBC)に行ってきました。もう6回も演っているんですね〜。何故か今日はお客さんが少なくて、ほんの10人ほどでした。その半分以上が出演メンバーの知り合い。見事な内輪ライブ(~_~;)
メンバーは前回と同じくNEBULA=誠さん(ギター、シンセ、いたずら)+広規さん(ベース、シンセ)、ゲストに石黒彰さん(ヴァイオリンの練習)、ダンス・パフォーマンスは小暮絹誉さんと伊藤虹さん、映像は高橋悠也さんでした。あ、カッコ内の紹介は広規さんによるものです。
ライブは休憩を挟んでの2部構成で、1部2部とも1曲ずつ。ダンスは2部に入りました。
1時間黙々と演奏し続けたので、今日のMCはメンバー紹介しかなく、…あ、1部の最後に広規さんが「え〜、E♭という曲でした」とか言ってましたけど…、いつにも増して淡々と進行したライブでした。
広規さんは携帯のタイマーをセットしていたようで、1部も2部もタイマー音を合図にエンディングに向かいます。
毎回感じることですが、合図がなければ本当に延々と続くんだろうな〜と思いました。怖いもの見たさで、それも一度体験したかったりして^m^
特筆すべきものはありませんが、徳永さんや達郎さんのツアー中にも関わらずライブを敢行してしまうんですから、本当にNEBULAでのセッションが好きなんでしょうね。
ライブ終了後、外で一服していた誠さんにお疲れ様と声をかけたら「疲れてないよ〜」とスッキリした顔で申しておりました。
今日は「早春」ライブだったから、次は「初夏」の頃かな? 次回告知はありませんでしたが、既に楽しみです。
Harrietから一言付け加え♪
このライブのフライヤーです。毎回写真は一緒ですが,写真の周りのデザインに主張を感じます。^^
それにしても,レポを読めば読むほどすごいライブですね。^^; 演奏者はタイマーが鳴るまでひたすら即興演奏を続ける,その間,ダンスと映像が披露されて,それを見てまた演奏者が・・・みたいな,コラボといえばいいのか,バトルといえばいいのか(笑),アンビエント音楽,是非体感してみたいものです。
それにしても,誠さんの紹介にある「いたずら」って一体・・・。^^;
Paradigm Shift
Paradigm Shift; Kick Back Cafe, Jul.11,09
Reported by ムラさん
行って来ました、Paradigm Shiftのライブ。
仙川キックバックカフェはステージは狭かったような気がしますが、 客席は奥行きがあり広かったです。
メンバー:
- ギター & VO: 松下誠
- ベース: 富倉安生
- ドラム: 宮崎まさひろ
- バイオリン & キーボード: 石黒彰
早く着いて最初のほうに入れたので前列のテーブル、誠さんの目の前のすぐ近くの席で観れました。どぅんがさんや、Shinさんは少し遅れて別のお席でした。
さて演奏はというとここ数年活動されてないということはみじんも感じられなくいやぁすごいライブでした。しいてあげれば最初のほうは誠さん少し緊張してたような感じで、こころなしかギターを押さえる手が震えてたような。
途中からは緊張も解けいい感じで演奏されてましたよ。
それにしてもParadigm Shiftはすごいバンドです。もうプログレとかいうジャンルがどうのとかはなく別ものですね。
新曲も何曲かあり、期待したあの名曲も7、8年ぶりにやったとか。
誠さんのギターも繊細かつ大胆できれいな音でしかも迫力があり言うことなし、Shinさんがあこがれるのもわかります。
ベースの富倉さんも曲によってベースを使い分け、あの複雑なリズム、変拍子をみごとにこなしてました。(凄い)
フレットレスベースも心地よかったです。
複雑なリズム、変拍子といえばドラムの宮崎さん、Paradigmにはなくてはならない存在ということで、これまた凄いドラマーさんです。
バイオリン&キーボードは石黒彰さん、今日がお誕生日だそうで拍手でお祝いしました。
演奏しながら楽器を切り替えたり大変だったようです。
数年前からparadigmに参加するようになったのですが、前から一緒にやってるような感じでした。
終了後、ファンサイトのゆみさんともお話しでき、さらに誠さんや、富倉さんとも少しお話させてもらい、Shinさんやどぅんがさんといっしょに写真まで撮らせてもらいました。
行かれなかった方は次回は是非。
Harrietのチャチャ!
おおっ! お待ちしておりました! 熱いレポ,ありがとうございます。^^
どぅんがさんとShinさんも・・・ってことは,Shokoさんも入れるとAB'S Tribute Sessionの参加メンバーが4人行ったことになりますね。^^
で,そうですか,Shinさん,誠さんが憧れなんですね。なーーーるほど。だからあのプレイなんですね。
そうなんですよね,ちょっとテクがあると往々にしてそれに溺れてソロが楽曲から浮いてしまうギタリストって多いですけど,十二分にテクがある人ほど,ソロもきっちり楽曲の雰囲気にはめて,場合によってはより楽曲のメロディーを生かすソロを弾きますよね。
その典型が,藤丸さんであり,誠さんです。^^
AB'Sのサウンドに慣れちゃうと,どうもそのヘンのギタリストじゃいろんな意味で物足りなく思えて,そういう点ではAB'Sはかなり罪作りなバンドです。^^ (<でもシアワセ♪)
そうそう,宮崎まさひろさんのドラムもいいですよね。^^
私,日本のドラマーで岡本さんの次に興味があるのが宮崎さんです。^^ なんかね,音質とかフィルの入れ方とか,かなり好みなんですよ。
青山純,宮崎まさひろ,おかもっち,この3名は音がタイトだけど芯があって,ハイハットワークが非常に繊細ですよね。
こういうドラマーさんがまこっちゃんの好みなのかもしれませんね。^^
・・・で,Shokoさんは,甘いものの差し入れはどうされたんでしょね? ^^
Reported by Shokoさん
甘いもの、いけないと思いつつ、しっかり差し入れましたとも(^^ゞ
直前まで仕事をしていたので少し出遅れて、着いた頃にはほとんど席は埋まっていました。
一人なのでどこでも座れたんですけど、あえて一番後ろに着席。前の方だと緊張しちゃうので(私が緊張してどーする^^;)。
そしたら、相席になったのがAB'Sのコピーバンド“ABO'S”のメンバーで、11月のトリビュートセッションのことを話し始めたので、図々しくも声をかけて「是非参加してくださ〜い。ギターが足りなくて大変なんです〜」とアピールしちゃいました。
15〜20曲は弾ける、と仰ってましたよ。名刺も頂いちゃった^m^
19日(日)に中野弁天でライブがあるそうです。
帰る時に、店を出たところでムラさんとShinさんにお会いして立ち話したんですけど、Shinさんは近々ABO'Sと一緒にライブをするそうで、さっそくお話しに行ってました。
と、ここまでは余談で、肝心のライブですが、ムラさんが既にレポートして下さったので、少し補足する程度ですが…。
まず、誠さんは例のチェックのシャツ姿。最近のライブはこればかりですね〜。
よっぽど気に入っているのか、単に選ぶのが面倒臭いのか。多分、後者だと思いますが、やっぱりシャツに余裕はありませんでした(~_~;)
新曲(タイトル忘れた〜!)からスタートした第1部は、Paradigm Shiftの1枚目、2枚目を取り混ぜた内容。ま〜、いろいろありましたが(苦笑い数度)、やっぱり素晴らしいです。
石黒さんが、キーボードにエレクトリック・バイオリンにと大活躍でした。もうすっかりParadigmのメンバーに定着した雰囲気。
誠さんのギターにバイオリンの音色が絡むと、なんとも言えない味わい深さが醸し出されて…。
途中で誠さんのチューニングマシンが反応しなくなり、耳で音合わせ。石黒さんに音をもらって合わせながら、「昔はチューニングマシンなんてなかったから、これが最初の作業だったんだよ。耳が一番信用できるし。今でも、クラシックの世界ではこうしてるしね」とブツブツ…。
音を合わせているところに、富倉さんがズレた音を鳴らしてチョッカイを出したりして。
『Phobia』は天安門事件に触発された曲ですが、ちょうどライブの翌日が都議選ということもあり、選挙に対する誠さんの見解が滔々と語られました。
曰く、「投票率が55%以下のところからは議員選出はできないようにすればいい。水道・電気とかの公共サービスも受けられなくなるとか。そうすれば、皆もう少し政治のことを考えるようになるんじゃないかな。明日、ちゃんと投票に行ってくださいよ」。
一気にまくしたてたら、お客さんから「かたいよ」と声が上ったらしく、「だって俺、真面目だもん」と主張してました。
これは全面的に賛成ですね〜。投票率70%ぐらいを基準にしてもいいぐらいです。義務を果たさずに権利ばかり主張するな、ってことですね。
第2部の目玉は"あの名曲"こと『THE PRESSURES AND THE PLEASURES』。『THE GARDEN OF WALLS』とのメドレーで演奏しました。
何しろ長い曲で体力を使うので、年齢的にもキツイのかな〜。ま、途中いろいろありましけど、Paradigm Shiftのライブでは昔から一番人気の曲ですから、「演ります」の一言に会場からは拍手と歓声が上がりました。
私も20年振りに聴きました(T_T) 誠さんにしつこくリクエストし続けた甲斐がありましたね〜。
途中、ジャズ風のアレンジが入ったりと新しい『PRESSURES』でしたが、やっぱり名曲はいつ聴いても素晴らしい!
「もう、今日が最後。これからは演らないよ!」などと宣言してましたが、半分以上は本音でしょうね。でも、きっとまたいつか演ってくれるでしょう。信じて待ちます。
アンコールの最後は『WHEN WE WERE TOO YOUNG』というシットリとした曲。まだ盤にはなっていませんが、ライブでは既に定番です。
石黒さん作の新曲は、残念ながら間に合いませんでした。次回ライブ(いつ?)に期待しましょう。
今回は新旧取り混ぜたサービス満点ライブでした。
それだけに曲のバラエティに富んでいるわけで、Paradigmの曲の多様さをしっかり支えている宮崎さんと富倉さんのリズムワークには本当に舌を巻きます。
この土台があるから誠さんの変幻自在のギターが活きるし、石黒さんのキーボードやバイオリンが更に色を添える。
もう、バンドとして完璧。唯一無二の存在ですね。
こんな素晴らしい音楽を体験できるなんて、長年ファンをやってて本当に良かったと感じ入った2時間でした。
補足のつもりが、すっかり長くなってしまいました(^^ゞ
ムラさんがさらに補足〜♪
聴きたかった例の曲はShokoさんのレポの通り、PRESSURES AND THE PREASURESです。
2枚目のソロアルバムの中の曲で久々にやったんですね。
会場からオーとどよめきがありました。
ライブでは1番聴きたかった曲なんでうれしかったですがもうやらないよと言ったのは本気なんでしょうかね。
気になりますが新曲もなかなかよかったんで新譜出ないかなと期待しちゃいます。
そう、誠さん、チューニングタイムということでしばしご歓談をといっては真剣にチューニングしてましたね。
気になるといえばABO'S。存在すら知らなかったんで。
リハの帰りだったようで、ギターの人が、ギターに誠さんのサインを書いてもらってました。
そんなこんなで楽しい1日でした。
Harrietから一言付け加え♪
ええっと,AB'S Tribute Session参加メンバー16名中4名も行ったというこのライブ,なんかそのせいでレポもセッションのほうに時折脱線してますが,まあそれはそのときのノリなのでそのまま残して。^^
それにしても,このParadigm Shiftのライブレポの熱いこと熱いこと! 大ファンのお二人ならではのレポとなりました。これ読んだらもう行くしかないって感じですよね。^^ 名古屋に来るって話はないんでしょかね? ^^;
Navigation 2009