Peanuts FAQ: 2. シュルツ氏関連 (6) 子供の登場する1コママンガ

原著者: デリック・バング(Derrick Bang)
和訳:PFJW(Peanuts FAQ Japanese Workshop)

Last Update: May 5, 2012

2.6) 私は時折,子供が登場するたいていは宗教をテーマとした1コママンガを目にします。シュルツ氏もそういうマンガを描いていましたか?

(訳:Charn)

1950年代後半から1960年代前半にかけて,シュルツ氏は信じられないほど多忙な作家でした。これまでにお伝えしてきたコミック以外にも,インディアナ州アンダーソンに本部のある宗教グループ「チャーチ・オブ・ゴッド (Church of God)」の10代の読者向け雑誌「ユース(Youth) 」にスポットマンガを寄稿していました。隔週発行のsの作品は1956年1月に初めて掲載され,1965年まで続きましたが,継続的にではなく,巻によっては掲載されなかったり,以前の作品が再掲載されたりしました。終わり頃に『ヤング・ビローズ (Young Pillows)』というタイトルが付けられました。

このマンガは,1960年代に,何冊かのペーパーバックで(かなり行き当たりばったり的に)出版されましたが,嬉しいことに,決定版が2007年にアバウトコミックス(About Comics) 社から出版されました。この本にはまた,教会を舞台に就学前の子供たちをテーマにし,1965年に出版された『取るに足らない者たち (Two-by-Fours)』も収録されました。この作品に出てくるとても小さな子供たちは,チャーリー・ブラウンの世界にいたとしてもきっと馴染んだことでしょう。


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