Peanuts FAQ: 一般的な質問 (1)

原著者: デリック・バング(Derrick Bang)
和訳:PFJW(Peanuts FAQ Japanese Workshop)

Last Update: 2017-02-10

1.1) ピーナッツファン向けのファンクラブはありますか?
(a) 地域のつどいがありますか?
(b) 次のビーグル祭はいつですか?

(訳:Charn)

あります。ピーナッツ・コレクター・クラブ(Peanuts Collector Club) は,(コミックの配信会社でピーナッツのコミックとすべての関連商品を取り扱うユナイテッドメディア社(United Media)に)公式に認められているファン・クラブです。このクラブはアンドレア・ポッドリィ (Andrea Podley) によって1983年に設立され,2008年の夏まで運営されていました。彼女は夫のフィル(Phil) だけの助力を借りて,今なお増え続ける仕事の処理に当たっています。彼女は年に 4回ファンクラブの会報誌を発行し,会報誌自体も徐々に厚くなりました。それぞれの号が,個々のメンバーの投稿記事や彼らのコレクションに関する記述から発売されたばかりのピーナッツ商品ニュースまで,収集品から(たとえば冷蔵庫用マグネットのような)特定のグッズに関する最も信頼できるリストまで,本当に多種多様に渡ったピーナッツ関連の記事を満載していました。もちろん巻末には「売ります・買います・交換します」のページもありました(ただし,インターネットが重要性を増し,イーベイ(eBay(訳注:オークションサイト))に皆が夢中になるにつれ徐々に縮小しましたが)。ピーク時には世界中の2500人近くの人々がメンバーが在籍していましたが,チャールズ・シュルツ氏の逝去後は徐々に関心が薄まり,1,000人を少し超えたあたりで安定していました。

キャシー・マグレーン(Kathy Magrane)氏がクラブの会長職を引き継いだ2008年夏の時点では,今後クラブをどう引き継ぐかまだ計画を固めている段階です。詳細がわかりましたらこちらに掲載します。その間のことについては,キャシーに直接お問い合わせください。メールアドレス:kmagrane2@optonline.net (訳注:スパムメール対策のため,アットマークを全角表示にしています。お問い合わせの際は半角に変更してください。)

1.1 a) 地域のつどいがありますか?

あります。それらの集いはたいていは年4回のクラブ会報で告知されています。...もっとも,土曜日の午後などに地域ごとのコレクターの小さなグループがお互いに連絡を取り合って,より多くの集いが催されています。

ただし,最大の集いは(通常)隔年の催されるビーグル祭(Beaglefest)です(次項参照)。

1.1 b) 次のビーグル祭はいつですか?

1993年7月に開催された第3回ビーグル祭では,およそ350人の人々がサンタ・ローザ (Santa Rosa) のカルフォルニアのロッジで素晴らしい3日間を過ごしました。1995年7月の第4回ビーグル祭では,ミネアポリスとセントポールのホリデイ・イン・インターナショナルに700人を上回る人々が集まり,この素晴らしい4日間を過ごしました。第5回ビーグル祭は1997年7月に開催され,各地の700人の熱心なファンを再びサンタ・ローザ近郊に呼び戻しました。

第6回ビーグル祭は 2000年7月6日から9日まで,再びサンタ・ローザで開かれました。その集まりでは,時には悲しい気分になることもありました。というのは,私たちはみな,私たちが最も会いたかった人,私たちといっしょにそのときを過ごせなかった人を思い出したからです。しかし,それでも私たちは永遠にその人のキャラクターたちと作品の中で輝く理想を大切にすることで,その人の思い出を生かし続けてきました。(そして,結局実際の50周年記念を目前にひかえ,みんなじゅうぶんしっかり浮かれ騒いだのでした!)

第 7回ビーグル祭は,2002年7月4日から7日までの間,サンタ・ローザの「ファウンテングローブ・イン (Fountaingrove Inn)」で開催され,およそ300人に及ぶ人々が再び集まりました。もともとその開催日は新しくできたチャールズ・M・シュルツミュージアムのオープニングに合わせて設定されていました(その時点では2002年の春にオープンすることになっていました)。ところが!建設が遅れたため,ミュージアムに公式に参観することはできませんでした。しかし,ビーグル祭参加者は「ちょっと覗き見」することができ,ほとんどすべての参加者がとても喜んでいるようでした。このことが今回のいろいろな目玉のひとつとなり,第7回ビーグル祭はこれまでで最もよいもののひとつとして終了したのです。

第8回ビーグル・フェスタも,カリフォルニア州サンタローザにある「ファウンテングローヴ・イン」にて,2004年 7月 1日から 4日まで開催されました。この回も300名程の参加者があり,もちろんメンバーは今回,得意の絶頂でチャールズ・M・シュルツ・ミュージアムを見学することができたのです。(そして,実際,すべての参加者が素敵な入場許可証をもらえ,ギフトショップでも割引してもらったのです!)特別ゲストの中には,ジーニー・シュルツ(Jeannie Schulz) さん,ジュディ・スラッドキー (Judy Sladky) さん,クレイグ・シュルツ (Craig Schulz さん,スタン・ポーロウスキー (Stan Pawlowski) さん,ダン・フレイザー (さんDon Fraser) ・・・そしてもちろん,スヌーピーがいました!

第9回ビーグル祭は2006年6月1日から4日まで,今回もサンタ・ローザで開催されました。(ピーナッツ・コレクター・クラブは今回,イベント会場をモール・オブ・アメリカ(Mall of America)に移そうと試みましたが,思わぬ困難にぶつかりました。そのモールとキャンプ・スヌーピー(Camp Snoopy)との関係に先行き不安が生じたからです。そして私たちはピーナッツが存在しないところに行きたくはなかったのです!) 実際,これは賢い選択でした,というのは,最後に素敵なことが起こったからです。ジニー・シュルツ(Jeannie Schulz),ジュディ・スラッドキー(Judy Sladky),クレイグ・シュルツ(Craig Schulz),ドン・フレイジア(Don Frasier),デブ・カーナム(Deb Canham),トム・ベドナレック(Tom Bednarek),フランシス・トールディ(Francis Toldi)・・・そして,再び,スヌーピーがゲストとしてやってきたのでした!

第10回ビーグル祭は,2010年7月1日から4日まで,カリフォルニアのローネットパーク (Rhonert Park) とサンタ・ローザで開催されました。幸運な偶然の一致により,このピーナッツファンの集まりは,ルーシーを主役とする「ピーナッツの仲間たちの夏」(Summer of Peanuts) というサンタ・ローザ最新の彫像イベントと重なりました。

第11回ビーグル祭は,2011年7月7日〜10日に,アメリカ国内の別の地域,すなわち,オハイオ州にあるキングス・アイラント・リゾート (King's Island Resort) で開催されました。

第12回ビーグル祭は,6月の最終週である2012年6月28日〜7月1日にわたり,小さいながら熱心な仲間たちをサンタローザに引き寄せました。

第13回ビーグル祭は,2014年の最後の週の木曜日から日曜日にあたる6月28日〜7月1日に, 再びサンタローザのローネットパークにて開催されました。

第14回ビーグル祭は趣向を変え,2016年7月21日〜24日に,南カリフォルニアのナッツ・ベリー・ファーム―すなわち,キャンプ・スヌーピーのホームグラウンド― に集結しました。

第15回ビーグル祭の企画も既に始まっています。チャンネルはどうぞこのままで!

⇒次のページ(「1.2) ピーナッツに関するウェブサイトはたくさんありますか?」)へ


↑