AB'S再結成後初のフル・アルバム。2005年秋にリリース。ギターは,ソロ以外は左右のスピーカーで担当聞き分け可能(左:藤丸さん,右:誠さん)。おかげで,この二人の凄腕ギタリストのフレーズの担当の仕方や音質などがとてもわかりやすく楽しめます。
AB'Sのギターはほんとにすごい!
直樹さんのベースも,相変わらずゾクゾクするようなフレーズが随所で聴けます。
キーボードは,この前に出たSingleで安藤さんから山田さんにバトンタッチ。特にこのアルバムでは,シンセの音色やピアノのバッキングの違い等,サウンドの変化がはっきり出ています。ロンドンから一気にロスに引っ越したような印象。やはりA型とB型の違いでしょうか?(笑)
ともあれ,Singleではまだひっそりしていた(そうか?)山田さん,本領発揮です。
なお,安藤さんも作詞家として引き続き参加。素敵な歌詞を今回も提供しています。
そして,岡本さん・・・相変わらずテクニックひけらかしに走らずどっしりタイムキープに徹して他のパートを引き立たせつつ,迫力あるフィルと繊細なハイハット&シンバルさばきで楽曲をしっかり固めています。
文中のギター・ソロについては,ウラで鳴っているフレーズが左右どちらのスピーカーから聴こえるか,及び,ソロ部以外で同じようなパターンで弾いているのがどちらなのか,を聞いて消去法で判断しました。そのため間違えているかもしれません。その点(も)ご了承ください。^^;
HarrietによるAB'Sのライブ・レポートはLiveのコーナーにあります ^^